5.14.1 JSP用プロパティビュー

Interstage Studio ユーザーズガイド

目次索引

第5章ビュー

> 5.14 プロパティビュー

5.14.1 JSP用プロパティビュー

JSPエディタを開いている場合、プロパティビューには選択をしている要素の属性を表示します。

表示中の属性へ値を入力することにより、属性値の変更をすることができます。
属性値を変更する手順を説明します。

変更したい属性の行で、値の列をマウスでクリックします。
クリックした列が入力状態に切り替わります。
属性に設定する値を入力し、リターンキーを押します。

プロパティビューでの属性値の変更は、HTMLタグの場合だけすぐに反映されます。HTMLタグ以外への変更を反映するには、以下のどれかの操作を行ってください。
- メニューバーから[表示] > [ページの更新]を選択する。
- エディタ画面上で[Ctrl+F5]を押す。
- エディタ画面上部に表示されている[ページの更新]を選択する。
プロパティビューで属性値にエンティティ表記（"や"）を使用した場合は、すぐに反映されない場合があります。このような場合には、ページを更新するためのいずれかの操作を行ってください。
align属性およびdir属性に値を設定する場合は、テキストモードで入力支援を利用して設定してください。
プロパティビューから属性値を削除した場合、属性によって以下の動作をします。
- 削除した属性が必須属性の場合、属性値は0文字の定義になります。属性定義を消すには、テキストモードで属性定義を削除してください。
  例）
  <a name="名前"> の定義で、プロパティビューからname属性の"名前"を消した場合、<a name=""> の定義になります。
- 削除した属性が必須属性ではない場合、属性定義自体がタグから削除されます。
画面モードでプロパティビューを利用して属性値を削除する場合、削除できない場合があります。その場合には、テキストモードに移行して、削除を行ってください。
プロパティビューの属性値に"<"または">"を入力した場合、属性値にタグが指定されたものとして認識します。
エンティティ表記が可能な文字列は、画面モードではプロパティビューにエンティティ表記で表示されます。
例）
<input value="&hearts;">のようにvalue属性に&hearts;を指定した場合、画面にはハートマークが表示され、プロパティビューには&hearts;と表示されます。
ツールバーにある[デフォルトに復元]の機能は、編集中の値を編集前の値に戻すものです。入力が確定した値を元に戻すことはできません。
「"」および「'」は、属性値の区切りとして扱われるため、「"」または「'」を入力した場合は、直前までの文字列が属性値として設定されます。属性値に「"」または「'」を設定したい場合は、以下の方法で設定してください。属性値の区切り文字として何が使用されているかは、テキストモードで確認します。
- 「"」を設定する場合
  テキストモードで属性値の区切りを「'」に変更し、「"」を直接入力するか、「"」の代わりにエンティティ表記（"）で入力します。また、JSPタグの場合には、エスケープ文字「\」を使用し、「\"」のように入力することができます。
  例）<input>タグのvalue属性に「ab"c」を設定する場合
  　　<input type="text" value='ab"c'>　または
  　　<input type="text" value="ab"c">
- 「'」を設定する場合
  属性値の区切りを「"」に変更し、「'」を直接入力します。また、JSPタグの場合には、エスケープ文字「\」を使用し、「\'」のように入力することができます。
  例）<input>タグのvalue属性に「ab'c」を設定する場合
  　　<input type="text" value="ab'c">
属性値にタグを設定する場合は、テキストモードで入力してください。属性値の区切りが「"」の場合には、設定するタグの属性値の区切りは「'」を使用します。同じように、属性値の区切りが「'」の場合には、設定するタグの属性値「"」を使用します。
例）属性値の区切りが「"」の場合
　　<uji:input id="input1" value="<uji:getProperty id='getProperty1' />"></uji:input>
例）属性値の区切りが「'」の場合
　　<uji:input id='input1' value='<uji:getProperty id="getProperty1" />'></uji:input>

目次索引