Interstage Studio ユーザーズガイド

4.13.2.2.3 Javaフォームウィンドウ

Javaフォームは、画面のレイアウトなど定義するウィンドウです。

++編集画面表示方式

Javaフォームの編集画面表示方式として通常方式と実行イメージ方式があります。パネル／アプレットの編集画面は常に通常方式だけですが、フレーム／ダイアログは2つの表示方式を動的に切り替えることができます([編集] > [実行イメージで編集]メニュー)。Javaフォームの新規作成直後は常に通常方式に設定されます。Javaフォームのロード直後は、前回保存時に設定していた表示方式が設定されます。

通常方式

• パネル／アプレット／フレーム／ダイアログで設定可能です。
• 通常方式の編集画面は編集ウィンドウにスクロールバーがあり、実画面サイズ以上のJavaフォームを編集することができます。
• 編集ウィンドウの位置および大きさとJavaフォームの位置および大きさは連動しません。Javaフォームの位置および大きさを変更するにはプロパティシートから矩形(bounds)プロパティを変更してください。なお大きさに限っては左下、中下、右上、右中、右下の青色のハンドルをドラッグして変更することもできます。
• 不可視BeanがJavaフォーム域外に表示されます。不可視Beanは位置を変更することができますが、大きさを変更することはできません。またJavaフォーム域に重ねて置くことはできません。
• Javaフォームがフレーム／ダイアログの場合、次のプロパティの設定状態は編集ウィンドウに反映されません。
  • ウィンドウサイズ可変(resizable)
• Javaフォームがフレーム／ダイアログの場合、矩形(bounds)プロパティの各要素は次の値に対応しています。クライアント領域とは、ウィンドウからタイトルバーやメニューバーを除いた領域のことです。

  矩形プロパティの要素	意味
  左端(left)	ウィンドウの左端
  上端(top)	ウィンドウの上端
  幅(width)	ウィンドウのクライアント領域の幅
  高さ(height)	ウィンドウのクライアント領域の高さ

実行イメージ方式

• フレーム／ダイアログで設定可能です。
• 編集できるJavaフォームの最大サイズは実画面サイズです。
• 編集ウィンドウの位置および大きさとJavaフォームの位置および大きさが連動します。
• 不可視Beanは表示されません。
• 次のプロパティの設定状態が編集ウィンドウに反映されます。
  • ウィンドウサイズ可変(resizable)
• Javaフォームの矩形(bounds)プロパティの各要素は次の値に対応しています。

  矩形プロパティの要素	意味
  左端(left)	ウィンドウの左端
  上端(top)	ウィンドウの上端
  幅(width)	ウィンドウの幅
  高さ(height)	ウィンドウの高さ

++キー操作

Javaフォームウィンドウがアクティブな場合、以下のキー操作が有効です。

キー操作	機能
[Ctrl]+[C]	選択中のBeanをコピーする
[Ctrl]+[X]	選択中のBeanを切り取る
[Ctrl]+[V]	コピー（または切り取り）したBeanを貼り付ける
[Ctrl]+[Z]	直前の操作を取り消す
[Ctrl]+[A]	フォーム配下のすべてのBeanを選択する
[Ctrl]+[E]	選択中のBeanをスポット編集する
[Ctrl]+[P]	選択中のBeanの大きさを推奨サイズにする
[Tab]	選択中のBeanの次のBeanを選択する
[Shift]+[Tab]	選択中のBeanの前のBeanを選択する
[Shift]+[F10]	ポップアップメニューを表示する
[Esc]	Beanの選択状態を解除する
[Delete]	選択中のBeanを削除する
[ ](空白文字)	選択中のBeanの親を選択する
[←] [↑] [→] [↓]	選択中のBeanを移動する
[Ctrl]+[←]	編集画面を通常方式に設定している場合、画面をスクロールする
[Ctrl]+[↑]	同上
[Ctrl]+[→]	同上
[Ctrl]+[↓]	同上
[Page Up]	同上
[Page Down]	同上
[Home]	編集画面を通常方式に設定している場合、画面の最初を表示する
[End]	編集画面を通常方式に設定している場合、画面の最後を表示する