Interstage Studio ユーザーズガイド
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第4章 エディタ> 4.8 XMLスキーマエディタ> 4.8.6 XMLスキーマ項目に対する操作

4.8.6.15 コンプレックスタイプを追加する

コンプレックスタイプは、子要素、属性を指定することができます。コンプレックスタイプは、文書中で使用する内容を定義するのに使用することができます。

コンプレックスタイプを追加する手順は以下のとおりです。

  1. アウトラインビューまたは設計ビューでタイプを選択します。
  2. コンテキストメニューで[Complex Typeの追加]を選択します。
  3. 新しいシンプルタイプが追加されます。

コンプレックスタイプの定義内容はプロパティビューで編集します。プロパティビューが表示されていない場合は、アウトラインビューまたは設計ビューのコンテキストメニューから[プロパティの表示]を選択してください。

プロパティビューの設定項目は以下のとおりです。

タブ

項目

説明

一般

名前

コンプレックスタイプの名前を指定します。

継承元

コンプレックスタイプが他のタイプを継承する場合に、継承するデータタイプを指定します。データタイプを参照する場合は[参照]、新規に作成する場合は[新規]を選択してください。

継承

継承の方法を指定します。

  • restriction : 継承元のタイプに制限をつけて継承します。
  • extension : 継承元のタイプを拡張して継承します。

ドキュメンテーション

要素参照に関して情報を設定したい場合は、ドキュメンテーションタブをクリックして、説明文などの情報を入力してください。

拡張

アプリケーション情報要素を注釈に加えたい場合は、拡張タブをクリックしてください。スキーマを選択して、XMLコンテンツを注釈に加えることができます。

詳細

block

  • restriction : このコンプレックスタイプに制限をつけて継承したタイプが代わりに使用されることを抑止します。
  • extension : このコンプレックスタイプを拡張して継承したタイプを代わりに使用されることを抑止します。
  • #all : このコンプレックスタイプを継承したタイプを代わりに使用されることを抑止します。

final

  • restriction : 制限して継承することを禁止します。
  • extension : 拡張して継承することを禁止します。
  • #all : 継承することを禁止します。

abstract

  • true : 文書中でこのコンプレックスタイプを直接使用できないことを指定します。
  • false : 文書中でこのコンプレックスタイプを直接使用できることを指定します。

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