Interstage Studio ユーザーズガイド
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第4章 エディタ> 4.1 Javaエディタ> 4.1.2 JavaエディタでBeanInfoを定義する

4.1.2.1 BeanInfoを定義する

BeanInfoを有効にするには、ツリー表示域でクラス名を選択し、[有効]をクリックします。

BeanInfoを無効にするには、ツリー表示域でクラス名を選択し、[無効]をクリックします。BeanInfoを無効にした場合、定義されたすべての情報が破棄されます。

[BeanInfo定義]ダイアログボックスは、JavaクラスとJavaクラス内のメソッドや定義済みのプロパティなどの一覧を表示するツリー表示域(左側)、情報を定義する定義フィールド域(右側)および定義操作を行うで操作ボタン(下部)で構成されています。

ツリー表示域

ツリー領域に表示されるアイコンと意味を以下に示します。

項目

説明

BeanInfoを有効にしていないクラス

BeanInfoを有効にしたクラス

Beanのメソッドとして定義されていないメソッド

Beanのメソッドとして定義したメソッド

継承元クラスのプロパティの取得メソッド

Beanのプロパティの取得メソッド

継承元クラスのプロパティの設定メソッド

Beanのプロパティの設定メソッド

継承元クラスのイベントまたは候補イベント

Beanのイベント

extendsクラスのpublicメソッドを表示

ツリー表示域に、継承元クラスのpublic属性を持つメソッドを表示するか否かを選択するためのチェックボックスです。継承元クラスのpublic属性を持つメソッドを表示する場合は、チェック状態にします。

定義フィールド域

BeanInfoとして、以下の情報を定義できます。

項目

説明

カスタマイザクラス名

Beanを編集するための専用クラス名をパッケージ名付きで指定します。カスタマイザクラス名は、省略することができます。

このクラスは、java.beans.Customizerインタフェースを実装して作成します。作成の詳細については、「Java Development Kit」のドキュメントのjava.beans.Customizerを参照してください。

デフォルトプロパティ

省略時のプロパティ名を、定義されたプロパティの中から選択します。省略時のプロパティ名は、省略することができます。

デフォルトイベント

省略時のイベント名を、定義されたイベントの中から選択します。省略時のイベント名は、省略することができます。

アイコン

Beanを表現するイメージファイル(GIF形式またはJPEG形式)を指定します。アイコンとして16*16ドット、32*32ドットの大きさで、かつ、カラー、モノクロの計4つのイメージファイルで、かつ、編集中のソースが存在するソースフォルダまたはそのソースフォルダのサブフォルダ内に存在するファイルが指定できます。アイコンのイメージファイルは、省略することができます。

[基底Beanのアイコンを使用]は、継承元のBeanが持つアイコンをBeanを表現するイメージとして利用する場合にチェックします。[基底Beanのアイコンを使用]は、Beanを継承している場合のみ指定することができます。チェックした場合、イメージファイルは指定できません。

BeanInfoを無効にしてもBeanInfo定義によって自動的に生成されたフィールドやメソッドは削除されません。自動的に生成されたフィールドやメソッドを削除する場合は、BeanInfo定義を終了し、Javaエディタの機能で削除してください。

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