Interstage Studio ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 ウィザード> 2.2 ソース生成ウィザード> 2.2.15 Webサービス

2.2.15.2 WSDLファイルとdeployment descriptorの詳細情報の指定

WSDLファイルやdeployment descriptorの生成に必要な情報を指定します。

項目

説明

WSDLファイル名

生成するWSDLファイルがContextRoot配下の相対パスで表示されます。

style属性/use属性

WSDLに記述されるstyle属性とuse属性を指定します。以下から選択可能です。

  • DOCUMENT/LITERAL
  • RPC/ENCODED
  • RPC/LITERAL

WS-I Basic Profile 1.0 に準拠した方式とする場合には、DOCUMENT/LITERALまたはRPC/LITERALを指定します。
DOCUMENT/LITERALの方がプログラム通信に適しており、特に理由が無い場合は、より広く使用されているDOCUMENT/LITERALを選択することをお勧めします。
RPC/ENCODEDは、WS-I Basic Profile 1.0 が策定される前に広く利用されていた方式です。以前のSOAPサービスを利用したシステムとの接続など、RPC/ENCODEDでの接続が必要である場合などに選択します。

Location情報

WebサービスにアクセスするためのエンドポイントURLを指定します。
この値は運用環境に依存する値です。ローカル環境でクライアントと組み合わせて動作確認する場合のために、デフォルトの値を設定しています。

添付ファイル

Webサービスで添付ファイルを扱うアプリケーションを開発する際のWSDLの生成方法を指定します。以下から選択可能です。

  • WS-I Attachments Profile 1.0準拠のWSDLファイル生成
  • 固有データ型を使用したWSDLファイル生成

添付ファイルを利用して、WS-I Attachments Profile 1.0 準拠した方式のWSDLファイルを生成する場合は、サービスエンドポイントインタフェースでjavax.activation.DataHandlerクラスを利用して、WS-I Attachments Profile 1.0準拠のWSDLファイル生成を指定します。

WS-I Attachments Profile 1.0準拠のWSDLファイル生成を指定した場合に添付ファイルで使用する以下のクラスを使うと生成エラーとなります。

  • java.awt.Image
  • javax.mail.internet.MimeMultipart
  • javax.xml.transform.Source

javax.activation.DataHandlerクラス以外のクラスを使用する場合は、バイナリからJavaオブジェクトへの変換が行われ、オリジナルのファイルデータが完全に保持されないため、javax.activation.DataHandlerクラスを利用することを推奨します。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2007-2009 FUJITSU LIMITED