Interstage Studio ユーザーズガイド
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第2章 ウィザード> 2.2 ソース生成ウィザード> 2.2.14 Enterprise Bean> 2.2.14.7 Enterprise Beanの作成時に指定する情報

2.2.14.7.11 Finderメソッドの定義

finderメソッドのメソッド名、戻り値の型、パラメタ、例外、検索条件を定義します。

項目

説明

メソッド名

メソッド名を指定します。
finderメソッド名は、必ずBean-managed persistence の場合はejbFindで、Container-managed persistenceの場合はfindで始まる必要があります。

戻り値の型

メソッドの戻り値の型が表示されます。
Bean-managed persistenceの場合は、Primary Keyクラスまはたそのコレクション(java.util.Enumeration、java.util.Collection)のどちらかを指定します。
Container-managed persistenceの場合は、Componentインタフェースクラスまたはそのコレクション(java.util.Enumeration、java.util.Collection、ただしEJBのバージョンによって使える型が異なります)のどちらかを指定します。

パラメタリスト

メソッドのパラメタ(型、変数名)を定義します。
各パラメタの変数名、型を選択して、編集することができます。パラメタの型は、型の一覧から選択することも、値を直接入力することもできます。

パラメタ追加

メソッドにパラメタを追加します。
[パラメタ追加]をクリックすると、[パラメタリスト]にパラメタが追加されます。追加されたパラメタの変数名、型を編集してください。

パラメタ削除

[パラメタリスト]で選択中のパラメタを削除します。

例外リスト

メソッドの例外を定義します。
例外名を選択して編集することができます。例外名は一覧から選択することも、例外クラス名を直接入力することもできます。
選択する例外一覧にはEJBの規約に定められているものが表示されます。

例外追加

メソッドに例外を追加します。
[例外追加]をクリックすると、初期値としてExceptionが追加されます。一覧から選択または直接入力して編集してください。

例外削除

[例外リスト]で選択中の例外を削除します。

検索条件

finderメソッドで使用する検索条件を指定します。
EJB2.0 Container-managed persistenceの場合は、EJB QLを記述します。ウィザードで作成した場合、抽象スキーマ名(下記のCustomer)は、ウィザードの1ページ目で指定した名前になります。

(例)
SELECT OBJECT(c) FROM Customer AS c WHERE c.name = ?1

EJB1.1のContainer-managed persistenceやBean-managed persistenceの場合は、検索条件にSELECT文のWHERE節以降の文字列を以下の例のように指定します。
ただし、データベースのカラム名を直接記述するのではなく、その代わりに、名前の前に「@」を付けて永続化フィールドを記述します。また、検索条件を動的に変更にするための「?」の代わりにfinderメソッドのパラメタ名の前後を「?」で挟んで指定します。

(例)
WHERE @NAME = ?param1? AND @ID = ?param2?


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