Interstage Studio ユーザーズガイド
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第2章 ウィザード> 2.2 ソース生成ウィザード> 2.2.14 Enterprise Bean

2.2.14.1 Stateless Session Beanの作成

Session Beanは、クライアントとの対話処理を行うEnterprise Beanです。主に業務処理で必要となる処理(ビジネスロジック)を記述します。
Stateless Session Beanは、複数のメソッドにまたがって、トランザクション状態やEnterprise Beanに定義されている変数の値を保持することができません。そのため、1つのメソッドで完結する機能を提供する場合に使用します。また、複数のクライアントが、同じSession Beanのインスタンスを共有することができるため、サーバの負荷を軽減することができます。

Enterprise Beanウィザードでは、以下の情報を指定します。

  1. "Enterprise Beanの基本情報の指定"を行います。
    パッケージ名、クラス名を入力します。

  2. "Session Beanオプションの指定"を行います。
    トランザクション管理種別を指定します。

  3. "ejbCreateメソッド定義の指定"を行います。
    Enterprise Beanを初期化するためのメソッドを定義します。
    初期値としてStateless Session Bean用のejbCreateメソッドが定義されています。ejbCreateメソッドでスローする例外を追加する処理を行いたい場合だけ、初期値を編集する必要があります。

  4. "ビジネスメソッド定義の指定"を行います。
    ビジネスメソッドを追加します。Stateless Session Beanの場合は、処理が完結する単位でメソッドを作成する必要があります。

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