Interstage Studio ユーザーズガイド |
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第2章 ウィザード | > 2.1 プロジェクトウィザード | > 2.1.5 エンタープライズアプリケーションプロジェクトウィザード |
Interstageの高速配備用のEARファイルを作成するAntビルドファイルは、プロジェクトフォルダに「earbuild.xml」というファイル名で生成されます。
Interstageの高速配備用のEARファイルは、リモート環境からアクセスするEJBを作成する場合に、配備時に作成されるファイル(実装クラスやスタブクラスなど)をEJB JARファイルに組み込み、そのEJB JARファイルをEARファイル内に組み込むことにより、EARファイルの配備時間を短縮することができます。開発したアプリケーションを運用環境に配布するためのEARファイルを作成する際に以下の手順でAntビルドを実行してください。
実行の結果、プロジェクトのrapidDeploymentフォルダにInterstageの高速配備用のEARファイルが作成されます。
Antビルドの実行時に配備を行います。そのため、Antビルドを実行する場合には、以下の事項に注意してください。
- 配備を行う際にはあらかじめInterstage Application Serverに接続しておく必要があります。Interstage Application Serverに未接続状態の場合には、IJServerビューでInterstage Application Serverのコンテキストメニューから[接続/ログイン]を選択して、Interstage Application Serverに接続あるいはログインしておいてください。
- IJServerビューから接続しているInterstage Application Serverで配備するために必要なサービスが起動されている必要があります。Antビルドを実行して[Interstageシステム起動の確認]ダイアログボックスが表示された場合は、[はい]を選択してください。(Interstage Application Serverが強制停止状態では、配備することができません。)
Interstageシステムを起動しても実行でエラーになる場合は、以下のサービスを起動してください。
- InterfaceRep_Cache Service
- InterfaceRep_Cache_e Service
- Naming Service
- EARファイルの[プロパティ] > [配備]に指定されているIJServerまたはデフォルト配備先のIJServerに配備されます。
- 配備先のIJServerは、Enterprise Beanにリモートからアクセスできる種別である必要があります。(EJB OnlyまたはWeb + EJB[別VM]である必要があります。)
- WebサービスやEJB2.1アプリケーションなど、Web + EJB[1VM]にしか配備できないアプリケーションは高速配備用のEARファイルを作成することができません。
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