機能説明
管理コンソールで登録したUSBデバイスの情報を表示します。
管理コンソールでUSBデバイス情報を登録した場合、登録内容は、ポリシー設定(※)に関係なく、すべてのクライアント(CT)に配信されます。CTポリシー配信時に、最新の情報に更新されます。
※) [ファイル持出しユーティリティ機能設定]画面の[持出しユーティリティのUSBデバイスの使用制限]での、“使用制限する/しない”の設定を指します。
記述形式
FSW11EJ7.EXE <Password> /D /USB
オプション
クライアント(CT)のインストール時に指定したパスワードを入力します。
情報の表示を行います。
USBデバイス個体識別登録情報を表示する場合に指定します。
復帰値
[固定値]
コマンド格納場所
OSがWindows Server® 2008 64ビット、またはWindows Vista® 64ビットのPCで実行する場合
%SystemRoot%¥SYSWOW64¥FSW11EJ7.EXE
OSがWindows Server® 2008 64ビット、Windows Vista® 64ビット以外のPCで実行する場合
%SystemRoot%¥system32¥FSW11EJ7.EXE
※%SystemRoot%は、通常C:¥Windowsです。
実行に必要な権限/実行環境
ローカルコンピュータのAdministrators/Power Users/Usersグループに所属するユーザー、またはドメインのDomain Adminsグループに所属するユーザーで行ってください。
クライアント(CT)で実行してください。
注意事項
本コマンドをコマンドプロンプトから実行する場合、パスワードを第三者またはエンドユーザーに参照される恐れがあります。本コマンドを使用する場合は、必ずバッチファイルなどを利用し、絶対にパスワードが参照されないようにセキュリティを配慮した運用を行ってください。
OSがWindows Server® 2008 64ビット、またはWindows Vista® 64ビットのPCで実行する場合は、フルパスで指定するか、カレントフォルダを%SystemRoot%¥SYSWOW64に変更してから実行してください。
使用例/実行結果/出力形式
C:¥>fsw11ej7.exe password /D /USB ・USBデバイス個体識別設定件数 : 1 ・USBデバイス・管理番号 : 1 名称 : FJ-USBDEV デバイス名 : FUJITSU USB Device 識別方法 : 1 メーカーID : 0x0001 製品ID : 0x0002 内部シリアル番号 : 0123456789ABCDEF [E701-INF001] コマンドが終了しました。
以下の情報が表示されます。
項目名 | 説明 |
---|---|
[USBデバイス個体識別設定件数] | 適用中のポリシーにおいて、ファイル持出し禁止タブの[許可デバイス選択]で許可USBとして登録されているUSBデバイスの個数です。 |
[USBデバイス・管理番号] | 登録されたUSBデバイスごとに割り当てた連番です。1以上の整数値です。 |
[名称] | 管理コンソールの[USBデバイス登録]画面において、[設定項目]の[USB装置名]で登録した情報です。 |
[デバイス名] | 管理コンソールの[USBデバイス登録]画面において、[USBデバイス情報]の[デバイス名]に登録された情報です。 |
[識別方法] | 管理コンソールの[USBデバイス登録]画面において、[USBデバイスの識別方法]で登録した情報です。
|
[メーカーID] | 管理コンソールの[USBデバイス登録]画面において、[USBデバイス情報]の[メーカー ID]に登録された情報です。 |
[製品ID] | 管理コンソールの[USBデバイス登録]画面において、[USBデバイス情報]の[製品 ID]に登録された情報です。 |
[内部シリアル番号] | 管理コンソールの[USBデバイス登録]画面において、[USBデバイス情報]の[内部シリアル番号]に登録された情報です。 |