ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper V14g 運用ガイド 管理者編

8.2.12 ファイル持出しログ

クライアント(CT)で持出しユーティリティを使用してファイルやフォルダを持ち出したときのログです。ログと同時に、持ち出したファイルの原本を保管することもできます。

注意

使用している環境によって、機能が制限される場合があります

ポリシーを設定した場合でも、使用している環境によって、機能が制限される場合があります。
詳細は、“1.2.14 ファイル持出しログ”を参照してください。


採取するために設定するポリシー

[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。

設定値の詳細は、“2.4.1.2 [ファイル持出し禁止]タブの設定”を参照してください。


表示内容

参照できるログの内容は以下のとおりです。

[名称]:クライアント(CT)の名称

[発生日時]:クライアント(CT)におけるログ採取日時

[ユーザー名]:クライアント(CT)のログオンユーザー名

[ドメイン名]:ドメインにログオン時はクライアント(CT)のドメイン名、ローカルコンピュータにログオン時はクライアント(CT)のコンピュータ名

[種別]:[ファイル持出し] (固定値)

[区分]:正規

[付帯]:付帯(原本)データがある場合は、“1”

[内容]:以下の内容が表示されます。

内容の表示例

暗号化持ち出しの場合

[C:¥Documents and Settings¥Administrator¥デスクトップ¥顧客情報一覧.xls]を[G:¥顧客情報一覧.exe]として[暗号化]で[G:]へ持出ししました。ドライブ種別:[リムーバブル]

平文持ち出しの場合

[D:¥製品顧客2007年10月度.XLS]を[E:¥製品顧客2007年10月度.XLS]として[平文]で[E:]へ持出ししました。ドライブ種別:[CD/DVD]

暗号ファイルの持ち出し先をUNC(先頭が“¥¥”で始まるアドレス)指定した場合

[D:¥Documents and Settings¥Administrator¥デスクトップ¥新規文書.txt]を
[¥¥Server1¥UserDocument¥新規文書.txt]として[暗号化]で[リモート]へ持出ししました。ドライブ種別:[リモート]

※) ログビューアでのキーワード検索時、キーワードとして指定できます。

[備考]:以下の内容が表示されます。

※1) V13.2.0以前に採取されたファイル持出しログの場合は、[ ]は空欄で表示されます。
※2) フォルダを持ち出した場合は、[ ]は空欄で表示されます。
※3) 持出し先がUSB接続の媒体の場合に表示されます。
※4) ログビューアでのキーワード検索時、キーワードとして指定できます。
※5) 管理コンソールの[USBデバイス登録]画面でUSBデバイスを登録し、以下のポリシー設定を行った場合だけ、表示されます。USBデバイス登録時に[USB装置名]に設定された情報です。

[備考]の表示例

V13.2.0以前に採取されたファイル持出しログの場合

ボリューム:[ ]、サイズ(バイト):[ ]

USB接続の媒体以外へ持ち出した場合

フォルダを持ち出したとき

ボリューム:[USERVOL]、サイズ(バイト):[ ]

ファイルを持ち出したとき

ボリューム:[USERVOL]、サイズ(バイト):[123,456]

USBデバイスの個体識別を実施していない場合に、USBデバイスの媒体へ持ち出した場合

フォルダを持ち出したとき

ボリューム:[USERVOL]、サイズ(バイト):[ ]、デバイス名:[デバイス名の文字列]、内部シリアル番号:[0E40986050226896]

ファイルを持ち出したとき

ボリューム:[USERVOL]、サイズ(バイト):[123,456]、デバイス名:[デバイス名の文字列]、内部シリアル番号:[0E40986050226896]

USBデバイスの個体識別を実施している場合に、USBデバイスの媒体へ持ち出した場合

フォルダを持ち出したとき

ボリューム:[USERVOL]、サイズ(バイト):[ ]、デバイス名:[デバイス名の文字列]、内部シリアル番号:[0E40986050226896]、USB装置名:[I-O xxyyzz社 ED-123型]

ファイルを持ち出したとき

ボリューム:[USERVOL]、サイズ(バイト):[123,456]、デバイス名:[デバイス名の文字列]、内部シリアル番号:[0E40986050226896]、USB装置名:[I-O xxyyzz社 ED-123型]