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Interstage Studio Java EEワークベンチユーザーズガイド

7.2.7 運用環境への配布

Java EEアプリケーションを運用環境に配布するには、アーカイブファイルを作成する必要があります。作成したアーカイブファイルは、サーバの配備機能を利用して、サーバに配備します。

アーカイブファイルの作成

アーカイブファイルを作成するにはエクスポートウィザードを使用します。エクスポートウィザードを起動するには、[ファイル] > [エクスポート] を選択してください。ウィザードの設定項目については以下の内容を参考にしてください。

ポイント

  • エンタープライズアプリケーションプロジェクトをエクスポートすると、それに含まれている各プロジェクトのアーカイブファイルを含んだEARファイルが作成されるため、個々にアーカイブファイルを作成する必要はありません。

  • ビルドパスに含めているJARファイルのうち、EARに入れないJARファイルは、サーバのクラスパスに設定します。

参考

アーカイブファイル作成の自動化

ANTスクリプトファイルを記述することで、アーカイブファイルの作成を自動化することができます。

また、ビルド時にアーカイブファイルを作成するようにするには、ビルド時にアーカイブファイルを作成するためのAntを呼び出すようにします。ビルド時にAntを呼び出す方法については、"ビルド時のAntの呼び出し"を参照してください。

WARファイルの作成

war antタスクを使ってWARファイルを作成できます。war antタスクの詳細は、antのマニュアルを参照してください。

war antタスクの使用例)

<war destfile="${projectFolder}/warfile.war"
        manifest="${projectFolder}/WebContent/META-INF/MANIFEST.MF"
        webxml="${projectFolder}/WebContent/WEB-INF/web.xml"
        update="false"
        duplicate="add">
    <fileset dir="${projectFolder}/WebContent"/>
    <classes dir="${projectFolder}/build/classes" />
    <webinf dir="${projectFolder}/WebContent/WEB-INF" excludes="WEB-INF/web.xml"/>
    <metainf dir="${projectFolder}/WebContent/META-INF/" excludes="META-INF/MANIFEST.MF"/>
</war>

EJB-JARファイルの作成

jar antタスクを使ってEJB-JARファイルを作成できます。jar antタスクの詳細は、antのマニュアルを参照してください。

jar antタスクの使用例)

<jar destfile="${projectFolder}/ejbjarfile.jar"
    basedir="${projectFolder}/build/classes"
    update="false"
    duplicate="add"
    manifest="${projectFolder}/ejbModule/META-INF/MANIFEST.MF">
</jar>

EARファイルの作成

jar ant タスクまたはear antタスクを使ってEARファイルを作成できます。application.xmlが無い場合、ear antタスクを使用することはできません。application.xmlが無い場合はjar antタスクを利用します。jar antタスクおよびear antタスクの詳細は、antのマニュアルを参照してください。

jar antタスクを使ったEARファイル作成の使用例)

<jar destfile="${projectFolder}/earfile.ear"
    update="false"
    duplicate="add">
    <fileset dir="${projectFolder}/EarContent"/>
    <fileset file="../WebProject/WebProject.war"/>
    <fileset file="../EJBProject/EJBProject.jar"/>
</ear>

サーバへの配備

サーバへの配備は、サーバの配備機能を利用します。
配備の詳細については、Interstage Application ServerのJava EE実行環境の使用方法を別途ご確認ください。