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Interstage Studio Java EEワークベンチユーザーズガイド

1.1.2 開発資産

ワークスペース

ワークスペースとは開発資産およびユーザの作業状態が保存される場所です。開発資産はプロジェクトとしてワークスペースに管理されます。ワークスペースには複数のプロジェクトを作成することができます。その他に、ユーザが行った作業の状態、例えばワークベンチの設定情報や、ソースファイルに設定したブレークポイントの情報などがワークスペースに保存されます。

Java EEワークベンチでは、ワークスペースはデフォルトで次の場所に作成されます。

  <ユーザのドキュメントフォルダ>¥Interstage Studio¥<製品バージョン>¥workspace_jee5

ワークスペースは必要に応じて複数作成することが可能です。ユーザはワークベンチの起動時に、使用するワークスペースを選ぶことができます。ワークベンチで一度に開けるワークスペースは1つだけです。

ポイント

ワークベンチの起動後にメニューから[ファイル] > [ワークスペースの切り替え]を選択することで、ワークスペースを切り替えることもできます。

プロジェクト

プロジェクトとは、アプリケーション開発を行うための開発資産の管理単位のことです。アプリケーションのビルドやデバッグはプロジェクト単位に行います。ビルドに必要なクラスパスの設定など、アプリケーション開発に必要な各種設定もプロジェクト単位で行います。

プロジェクトの作成にはプロジェクト生成ウィザードを使用します。Interstage StudioではWebアプリケーション用、EJB用などの各種プロジェクト生成ウィザードを提供しています。これらのウィザードを使用すると、プロジェクト生成時に、アプリケーションの開発に必要な設定が行われます。

ポイント

プロジェクト配下の資産は、通常のファイルやフォルダとして保存されています。ワークベンチ以外でフォルダに対して行った変更などは、メニューの[ファイル] > [更新]で反映できます。ただし、ワークスペースフォルダにプロジェクトフォルダをコピーした場合、この方法ではワークベンチに反映できません。プロジェクトをワークベンチに反映するには、インポートを使います。
インポート/エクスポートの機能は、メニューから[ファイル] > [インポート]または[エクスポート]を選択して起動します。