機能説明
監視ポリシーによって収集された収集データまたは、統計監視ポリシーによって作成された統計データをCSV形式でファイルに出力します。
記述形式
/opt/FJSVipm/bin/ipmLogToCsv | -p policy |-q basepolicy |
-d data | |
-o directory | |
[-f filename] | |
[-s starttime] [-e endtime] | |
[-gb num[=[data]]] | |
[-t] |
オプション
-p
収集/統計データを出力する監視ポリシー名または、監視ポリシーの複製コマンド(ipmDupPol)で作成された複製ポリシー名を指定します。
-q
収集/統計データを出力する複製元監視ポリシー名を指定します。監視ポリシーの複製コマンド(ipmDupPol)で作成された複製ポリシーを含む、収集/統計データを一括して出力します。
-d
出力する収集/統計データ種別を指定します。監視ポリシー名とデータ種別の組み合わせは、以下を参照して下さい。監視ポリシー名には、監視ポリシーの複製コマンド(ipmDupPol)で作成された複製ポリシー名の指定も可能です。データ種別は、複製元の監視ポリシー名と同じ対応付けとなります。
監視ポリシー名 | 指定可能なデータ種別 |
---|---|
IPOperationMonitor | Day |
RTTMonitor | Day |
CPUBusyMonitor | Day |
DropPacketMonitor | Day |
CRCErrorMonitor | Day |
CollisionMonitor | Day |
NetworkTraffic32Monitor | Day |
NetworkTraffic64Monitor | Day |
NetworkPktsMonitor | Day |
NetworkDiscardPktsMonitor | Day |
NetworkErrorPktsMonitor | Day |
CustomIntInterfaceMonitor | Day |
CustomIntNodeMonitor | Day |
CustomDoubleInterfaceMonitor | Day |
CustomDoubleNodeMonito | Day |
IPOperationStatistics | Month,Year |
RTTStatistics | Week,Month |
CPUBusyStatistics | Week,Month,Year |
DropPacketStatistics | Week,Month,Year |
CRCErrorStatistics | Week,Month,Year |
CollisionStatistics | Week,Month,Year |
NetworkTraffic32Statistics | Week,Month,Year |
NetworkTraffic64Statistics | Week,Month,Year |
NetworkPktsStatistics | Week,Month,Year |
NetworkDiscardPktsStatistics | Week,Month,Year |
NetworkErrorPktsStatistics | Week,Month,Year |
CustomIntInterfaceStatistics | Week,Month,Year |
CustomIntNodeStatistics | Week,Month,Year |
CustomDoubleInterfaceStatistics | Week,Month,Year |
CustomDoubleNodeStatistics | Week,Month,Year |
-o
収集/統計データの出力先ディレクトリ名をフルパスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。出力先ディレクトリに作成されるファイル名は、“監視ポリシー名_データ種別.csv”となります。出力先ディレクトリに既にファイルが存在している場合はデータが追加されます。
-f
収集/統計データを出力するファイル名を指定します。省略した場合、“監視ポリシー名_データ種別.csv”となります。既にファイルが存在している場合はデータが追加されます。“-gb”オプションと同時に指定する場合、注意事項を参照して下さい。
-s
収集/統計データの出力開始日時を、MMDD[YYYY[hhmm]] 形式で指定します。データ種別が“Day”の場合のみ、本オプションは省略可能です。その他の種別の場合には、必ず指定して下さい。指定可能な数値の範囲は、以下のとおりです。(上限は、2038/01/08です)
MM | 01~12 |
DD | 01~31 |
YYYY | 1970~2038 |
hh | 00~23 |
mm | 00~59 |
データ種別が“Day”かつ、本オプションを省略した場合、コマンド操作した日の前日の0時0分となります。hhmm(時、分)を省略した場合は、指定された月日年の0時0分になります。YYYY(年)を省略した場合は、指定された月日時刻のコマンド操作した年となります。
-e
収集/統計データの出力終了日時を、MMDD[YYYY[hhmm]] 形式で指定します。データ種別が“Day”の場合のみ、本オプションは省略可能です。その他の種別の場合には、必ず指定して下さい。指定可能な数値の範囲は、以下のとおりです。(上限は、2038/01/08です)
MM | 01~12 |
DD | 01~31 |
YYYY | 1970~2038 |
hh | 00~23 |
mm | 00~59 |
データ種別が“Day”かつ、本オプションを省略した場合、コマンド操作した月日年時分となります。hhmm(時、分)を省略した場合は、指定された月日年のコマンド操作時の時刻になります。YYYY(年)を省略した場合は、指定された月日時刻のコマンド操作時の年になります。処理は、終了時刻未満の時刻となります。終了時刻には、少なくとも出力したい収集/統計データの1分後の時刻を、指定して下さい。
例:2000年10月1日終日のデータを取得する場合
-s 100120000000 -e 100220000000
本日のデータ(本日の00:00~現在までのデータ)取得する場合は、開始時刻、終了時刻ともに省略して下さい。
-gb num[=[data]]
指定されたデータカラム番号(出力されるCSVファイルのカラム番号)num の値に対して、抽出条件を指定し、収集/統計データを出力します。ファイル名は、“指定データカラムの値.csv”になります。指定データカラムの特定の値dataを指定した場合は、その値を持つ収集/統計データのみが、ファイルに出力されます。“-f” オプションと同時に指定する場合、注意事項を参照して下さい。
-t
time_t形式の日時形式でCSV出力を行います。省略された場合、日付表記で出力されます。
注意
“-f”オプションと“-gb”オプションを同時に指定した場合の処理結果を、以下に示します。
指定内容例 | 処理 |
-f xxxx -gb 3= | 3カラム目のプロパティの値が省略されているものを、抽出して“xxxx”ファイルとして出力します。-fオプションを省略すると、“.csv”ファイルになります。 |
-f xxxx -gb 3=yyyy | 3カラム目のプロパティの値が、yyyyと等しいものを抽出して“xxxx”ファイルとして出力します。 |
-f xxxx -gb 3 | 3カラム目のプロパティの値を抽出して、“3カラム目の値.csv”として出力します。-fオプションは無視されます。 |
CSV出力形式
監視/統計監視ポリシー毎のCSV出力形式は、付録C 収集データログのCSV出力形式を参照して下さい。