ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Network Manager 使用手引書

8.1.16 ipmLogToCsv(収集データログのCSV出力)

機能説明

監視ポリシーによって収集された収集データまたは、統計監視ポリシーによって作成された統計データをCSV形式でファイルに出力します。

記述形式

/opt/FJSVipm/bin/ipmLogToCsv

-p policy |-q basepolicy

-d data

-o directory

[-f filename]

[-s starttime] [-e endtime]

[-gb num[=[data]]]

[-t]

オプション

-p

収集/統計データを出力する監視ポリシー名または、監視ポリシーの複製コマンド(ipmDupPol)で作成された複製ポリシー名を指定します。

-q

収集/統計データを出力する複製元監視ポリシー名を指定します。監視ポリシーの複製コマンド(ipmDupPol)で作成された複製ポリシーを含む、収集/統計データを一括して出力します。

-d

出力する収集/統計データ種別を指定します。監視ポリシー名とデータ種別の組み合わせは、以下を参照して下さい。監視ポリシー名には、監視ポリシーの複製コマンド(ipmDupPol)で作成された複製ポリシー名の指定も可能です。データ種別は、複製元の監視ポリシー名と同じ対応付けとなります。

監視ポリシー名

指定可能なデータ種別

IPOperationMonitor

Day

RTTMonitor

Day

CPUBusyMonitor

Day

DropPacketMonitor

Day

CRCErrorMonitor

Day

CollisionMonitor

Day

NetworkTraffic32Monitor

Day

NetworkTraffic64Monitor

Day

NetworkPktsMonitor

Day

NetworkDiscardPktsMonitor

Day

NetworkErrorPktsMonitor

Day

CustomIntInterfaceMonitor

Day

CustomIntNodeMonitor

Day

CustomDoubleInterfaceMonitor

Day

CustomDoubleNodeMonito

Day

IPOperationStatistics

Month,Year

RTTStatistics

Week,Month

CPUBusyStatistics

Week,Month,Year

DropPacketStatistics

Week,Month,Year

CRCErrorStatistics

Week,Month,Year

CollisionStatistics

Week,Month,Year

NetworkTraffic32Statistics

Week,Month,Year

NetworkTraffic64Statistics

Week,Month,Year

NetworkPktsStatistics

Week,Month,Year

NetworkDiscardPktsStatistics

Week,Month,Year

NetworkErrorPktsStatistics

Week,Month,Year

CustomIntInterfaceStatistics

Week,Month,Year

CustomIntNodeStatistics

Week,Month,Year

CustomDoubleInterfaceStatistics

Week,Month,Year

CustomDoubleNodeStatistics

Week,Month,Year

-o

収集/統計データの出力先ディレクトリ名をフルパスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。出力先ディレクトリに作成されるファイル名は、“監視ポリシー名_データ種別.csv”となります。出力先ディレクトリに既にファイルが存在している場合はデータが追加されます。

-f

収集/統計データを出力するファイル名を指定します。省略した場合、“監視ポリシー名_データ種別.csv”となります。既にファイルが存在している場合はデータが追加されます。“-gb”オプションと同時に指定する場合、注意事項を参照して下さい。

-s

収集/統計データの出力開始日時を、MMDD[YYYY[hhmm]] 形式で指定します。データ種別が“Day”の場合のみ、本オプションは省略可能です。その他の種別の場合には、必ず指定して下さい。指定可能な数値の範囲は、以下のとおりです。(上限は、2038/01/08です)

MM

01~12

DD

01~31

YYYY

1970~2038

hh

00~23

mm

00~59

データ種別が“Day”かつ、本オプションを省略した場合、コマンド操作した日の前日の0時0分となります。hhmm(時、分)を省略した場合は、指定された月日年の0時0分になります。YYYY(年)を省略した場合は、指定された月日時刻のコマンド操作した年となります。

-e

収集/統計データの出力終了日時を、MMDD[YYYY[hhmm]] 形式で指定します。データ種別が“Day”の場合のみ、本オプションは省略可能です。その他の種別の場合には、必ず指定して下さい。指定可能な数値の範囲は、以下のとおりです。(上限は、2038/01/08です)

MM

01~12

DD

01~31

YYYY

1970~2038

hh

00~23

mm

00~59

データ種別が“Day”かつ、本オプションを省略した場合、コマンド操作した月日年時分となります。hhmm(時、分)を省略した場合は、指定された月日年のコマンド操作時の時刻になります。YYYY(年)を省略した場合は、指定された月日時刻のコマンド操作時の年になります。処理は、終了時刻未満の時刻となります。終了時刻には、少なくとも出力したい収集/統計データの1分後の時刻を、指定して下さい。

例:2000年10月1日終日のデータを取得する場合

   -s 100120000000 -e 100220000000

本日のデータ(本日の00:00~現在までのデータ)取得する場合は、開始時刻、終了時刻ともに省略して下さい。

-gb num[=[data]]

指定されたデータカラム番号(出力されるCSVファイルのカラム番号)num の値に対して、抽出条件を指定し、収集/統計データを出力します。ファイル名は、“指定データカラムの値.csv”になります。指定データカラムの特定の値dataを指定した場合は、その値を持つ収集/統計データのみが、ファイルに出力されます。“-f” オプションと同時に指定する場合、注意事項を参照して下さい。

-t

time_t形式の日時形式でCSV出力を行います。省略された場合、日付表記で出力されます。

注意

  • “-f”オプションと“-gb”オプションを同時に指定した場合の処理結果を、以下に示します。

    指定内容例

    処理

    -f xxxx -gb 3=

    3カラム目のプロパティの値が省略されているものを、抽出して“xxxx”ファイルとして出力します。-fオプションを省略すると、“.csv”ファイルになります。

    -f xxxx -gb 3=yyyy

    3カラム目のプロパティの値が、yyyyと等しいものを抽出して“xxxx”ファイルとして出力します。

    -f xxxx  -gb 3

    3カラム目のプロパティの値を抽出して、“3カラム目の値.csv”として出力します。-fオプションは無視されます。

CSV出力形式

監視/統計監視ポリシー毎のCSV出力形式は、付録C 収集データログのCSV出力形式を参照して下さい。