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Systemwalker Network Manager 使用手引書

8.1.12 ipmImptConf(構成情報のインポート)

機能説明

CSV形式で定義された構成情報をインポートします。本コマンドにおいて、ノードやインタフェースを区別するキーは次のとおりです。

ノードオブジェクト

: ノード名

インタフェースオブジェクト

: ホスト名

構成情報の追加、更新、削除においては、上記キーを元に既存データの有無が判定されます。

記述形式

/opt/FJSVipm/bin/ipmImptConf

-add [-chk] conf-filename

-mod [-chk] conf-filename

-del [-chk] conf-filename [-n]

-rep [-chk] conf-filename

オプション

conf-filename

構成情報が定義されているファイル名を指定します。構成情報の形式はA.1 構成情報定義を参照して下さい。

-add

追加する構成情報が定義されたファイル名を指定します。
定義された構成情報の内、すでに登録されているノードおよびインタフェースは、無視されます。 (エラーにはなりません。)
複数のインタフェースの構成情報を定義するには、ノード名の等しい行をインタフェースの数分まとめて記述して下さい。
エラーが発生した場合、エラー個所を修正しもう一度、追加操作を行って下さい。

-mod

更新する構成情報が定義されたファイル名を指定します。
更新するノード・インタフェースに関する情報のみ、記述します。このとき同じノード名とホスト名を持つ、ノードおよびインタフェース情報が更新されます。
構成情報に複数のインタフェースを定義する場合は、ノード名の等しい行をインタフェースの数分まとめて、記述して下さい。同一ノード内に複数インタフェースを記述する際の順番は任意です。
複数のインタフェースを持つノードの、1インタフェースを更新するときは、更新するノードおよびインタフェースのみを、記述して下さい。
存在しないノード名、もしくはインタフェースホスト名を指定した場合は、追加されます。

-del

削除する構成情報が定義されたファイル名を指定します。
削除するノード・インタフェースに関する情報のみ、記述します。インタフェース情報が存在しなくなったノード情報は、削除されます。
存在しないインタフェースは、無視されます。(エラーになりません。)

-n

“-del”オプションと組み合わせて、使用します。
定義された構成情報のノード名と等しいノード情報を削除します。このときノードに含まれるインタフェースの情報は、すべて削除されます。
存在しないノードは、無視されます。(エラーになりません。)

-rep

置換対象となる構成情報が定義されたファイル名を指定します。
定義された構成情報ですべて置換します。

-chk

指定された構成情報をチェックします。本オプションを指定した場合、構成情報がインポートされないことに注意して下さい。(構成情報の正当性チェックのみを行います)
必須フィールドの有無、各フィールド値の正当性をチェックします。また、ノード名重複や、同一ノード内でホスト名重複チェックも行います。
すでにインポートされている構成情報との重複チェックは行いません。