名前
registlv - 実ディスクの登録
形式
[Solaris OS版/Linux OS版]
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd registlv -p virtual-storage-pool-name [-e physical-disk-name] -w wwpn1:host-lun1[,wwpn2:host-lun2[,...]] [-k storage-name] [-u logical-volume]
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd registlv -h
[Windows OS版]
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe registlv -p virtual-storage-pool-name [-e physical-disk-name] -w wwpn1:host-lun1[,wwpn2:host-lun2[,...]] [-k storage-name] [-u logical-volume]
$INS_DIR¥Manager¥opt¥FJSVssmgr¥sbin¥vscmcmd.exe registlv -h
($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
指定した仮想ストレージプールに実ディスクを登録します。
実ディスクの登録は、以下の3つの方法があります。
仮想ストレージプールに登録する実ディスクの名前を自動的に生成します。
仮想ストレージプールに登録する実ディスクの名前を任意に指定します。
仮想ストレージプールに登録する実ディスクの情報として、実ディスクが搭載されているストレージ装置の名前と実ディスクのlogical volume番号を任意に指定します。
本コマンドは、OSの管理者(administrator 権限、root権限)で実行します。
オプション
実ディスクを登録する仮想ストレージプールの名前を指定します。
仮想ストレージプールに登録する実ディスクの名前を指定します。
半角英数字とアンダースコアで構成された1から32文字までの任意の文字列を指定します。
-eオプションを省略した場合は、自動的に実ディスクの名前を定義します。
実ディスクの名前の規約は以下のとおりです。
仮想ストレージプール名 + R + 5桁の数字(例:Pool001R00001)
実ディスクのCAポートのWWPNとLUNを指定します。
LUNは、10進数で指定します。
実ディスクが搭載されているストレージ装置の名前を指定します。
富士通製ストレージ装置以外の場合だけ本オプションを指定してください。
-kオプションを指定する場合は、必ず-uオプションを同時に指定してください。
登録する実ディスクのlogical volume番号を指定します。
logical volume番号は、16進数で指定します。
富士通製ストレージ装置以外の場合だけ本オプションを指定してください。
-uオプションを指定する場合は、必ず-kオプションを同時に指定してください。
コマンドの使用方法を表示します。
使用例
仮想ストレージプール(POOL)に登録する実ディスクの名前を自動的に生成します。
実ディスクの経路情報は、WWPNが210000e000a80382でLUNが1、WWPNが210000e000a80383でLUNが1です。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd registlv -p POOL -w 210000e000a80382:1,210000e000a80383:1 PhysicalDiskName POOLR00001 Command terminated normally.
仮想ストレージプール(POOL)に登録する実ディスクの名前(RDISK001)を任意に指定します。
実ディスクの経路情報は、WWPNが210000e000a80382でLUNが1、WWPNが210000e000a80383でLUNが1です。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd registlv -p POOL -e RDISK001 -w 210000e000a80382:1,210000e000a80383:1 PhysicalDiskName RDISK001 Command terminated normally.
仮想ストレージプールに登録する実ディスクの情報として、実ディスクの名前(RDISK001)、実ディスクが搭載されているストレージ装置の名前(Storage001)と実ディスクのlogical volume番号(0x001a)を任意に指定します。
実ディスクの経路情報は、WWPNが210000e000a80382でLUNが1、WWPNが210000e000a80383でLUNが1です。
# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd registlv -p POOL -e RDISK001 -w 210000e000a80382:1,210000e000a80383:1 -k Storage001 -u 1a PhysicalDiskName RDISK001 Command terminated normally.
終了ステータス
0:実ディスクの登録が正常終了しました。
1:実ディスクの登録が異常終了しました。
関連項目