サーバノードから ETERNUS ディスクアレイ装置に対する I/O 遅延が発生した際、以下の方法で、ETERNUS ディスクアレイ装置内に要因がないかを調査できます。なお、この方法は例であり、I/O 遅延を決定する要素を 100% 断定できるわけではありません。
I/O 処理遅延が発生した時間とアクセスパスを特定します。
本製品で対象アクセスパスに定義されている AffinityGroup 番号、LUN 番号を確認します。
性能管理で対象 LUN 性能を表示、確認します。
LUN 部のレスポンスタイムが悪い場合は、RAIDGroup の性能を確認します。RAIDGroup のレスポンスタイムも悪い場合は、RAIDGroup に属している他の LogicalVolume を検索し、その LogicalVolume がどの LUN に割り当てられているかを検索します。それらの LUN の I/O 状況を確認し、RAIDGroup に対して高い負荷を与えていないかを確認します。もし、高い負荷を与えていると判断した場合は、当該 LUN を他 RAIDGroup に移動させるなどの処置を行います。