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ETERNUS SF Storage Cruiser 14.0 ユーザーズガイド

2.3 装置ポーリング

マネージャは、登録されている装置に対して、60秒間隔(初期設定)で状態を確認します。ポーリング方式は、以下のように、装置によって異なります。

ポーリング方式

通信プロトコル

装置

装置状態確認

SNMP

ETERNUS GR シリーズ、
ETERNUS ディスクアレイ、
ETERNUS NR1000 シリーズ、

通信状況確認

SNMP

ETERNUS SN200 シリーズ、
PRIMEGRY BX600ファイバーチャネルスイッチブレード

独自プロトコル

エージェント導入サーバノード

専用プロトコル

VMware Infrastructure 3 Version 3.5 以降、
VMware ESXi 3.5 以降

ping

上記以外の自動検出サポート装置、
IPアドレスを設定した手動組込み装置

ポーリング方式は大きくわけて2種類あります。

どちらの方式でも、デフォルトでSystemwalker Centric Manager連携、Shell/Bat連携が動作します。Systemwalker Centric Manager に通知されるときのswsagコードは4822になります。連携動作は変更できます。詳細は、「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」を参照してください。

装置ポーリング機能では、ポーリング間隔や動作の停止、ポーリング動作から除外したい装置の指定などをカスタマイズできます。詳細は、「C.10 装置ポーリング設定ファイル説明」を参照してください。

注意

  • 手動組込み装置で IP アドレスを設定していない装置は、本機能の動作対象になりません。

  • 装置ポーリングによって通信状態や装置状態の変化を検出した場合、『ETERNUS SF Storage Cruiserイベント説明書』の「第3章 装置ポーリングイベント」に記載されているイベントが表示されます。しかし、[最新の情報に更新」処理によって状態変化を検出した場合は、イベントが表示されないため、装置アイコンより状態を確認してください。

参考

SNMP を利用する場合、コミュニティ名は public を使用します。異なるコミュニティ名で通信する場合は、「C.2 sanma.conf パラメーター説明」の SNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_IP を参照して、コミュニティ名を設定してください。