メインビュー
本製品の中心となる、ログインアカウントでアクセスできる装置全体を管理する画面です。
マップ領域には、各カテゴリ(サーバ、ストレージ、SAN)のアイコンが表示されます。
カテゴリビュー
各カテゴリ(サーバ、ストレージ、SAN)を選択すると、そのカテゴリに登録されているドメインまたは SAN 機器種別をマップ表示します。
SAN カテゴリを選択した場合は、ログインアカウントでアクセス可能な全装置がツリーに反映されます。
ドメインビュー
各ドメインに登録されている装置(ホスト、ストレージ)とその関連装置を管理します。
1装置1アイコンでマップ表示されます。
サーバドメインとは、サーバを管理するための論理的な枠組みです。
ストレージドメインとは、ストレージを管理するための論理的な枠組みです。
基本ドメインとは、サーバドメインおよびストレージドメインでサーバおよびストレージの物理資源を管理する論理的な枠組みです。
SAN ビュー
SAN カテゴリの機器種別を選択すると、その機器種別の装置をマップ表示します。
サイドビュー
ある装置と物理的および論理的に接続されている装置とファイバチャネルスイッチだけを表示させたい場合、または、アクセスパスの管理を実施する場合に使用します。(アクセスパスは、サーバノード、ストレージが選択された場合だけ)
ドメインビューで装置アイコンを選択してダブルクリックすることで表示されます。
アクセスパスの管理
サーバノード側、ファイバチャネルスイッチ側、ストレージ側が保持しているセキュリティ機能を統合管理し、自動管理・自動設定を行います。
装置に設定されているバインディング/ゾーニング情報からアクセスパスの自動認識・表示も可能です。また、アクセスパスを各装置のセキュリティ情報を基に統合管理しているため、アクセスパスを形成しているSAN上の経路である物理ファイバチャネルケーブルが切断されても、異常状態として表示できます。
本製品が管理しているアクセスパスに関しては、本製品からの自動構成定義変更だけでなく、手動での装置に対する構成定義変更が可能です。この場合、この手動設定変更が正しく実施されたかどうかを本製品から確認できます。
関係管理ウィンドウ
各装置に論理的に接続されている装置とファイバチャネルスイッチを表示させたい場合に使用します。サイドビューと異なり、各装置の論理要素(エレメント)を詳細に表示できます。
ETERNUS ディスクアレイ装置に関しては、DISK、RAIDグループ、Thin Provisioning Pool、ボリューム、Host Affinity、ポート、CM、CA、DA
ファイバチャネルスイッチに関しては、ポート
サーバノードに関しては、ポート、HBA、マルチパスインスタンス、ミラーディスクインスタンス、ファイルシステム、データベースのストレージに関する定義
各エレメントは、グラフィカルに関連づけて表示されます。
エレメントが状態を持つ場合は、その状態も表示できるため、装置内部で異常が発生した場合にすぐさまその場所の特定が可能です。
また、各エレメントをクリックすると、そのエレメントに関連するエレメントが区別されて表示されるため、障害発生時などに影響箇所を簡単に認識できます。
関係管理ウィンドウの起動および表示方法は、以下の3通りがあります。
メニューバーの[ファイル]-[関係管理ウィンドウ]を実行し、関係管理ウィンドウを起動します。その後、ドメインビューまたは SAN ビューの装置アイコンを選択し、関係管理ウィンドウにドロップすると、その装置の詳細情報を関係管理ウィンドウに表示します。
ドメインビューまたは SAN ビューで装置のアイコンをダブルクリックすると、その装置のサイドビューを表示します。サイドビューでは、ドメインビューまたはSANビューで選択した装置の枠を黒色で表示します。この黒枠の装置をダブルクリックすると、関係管理ウィンドウを起動し、その装置の詳細情報を関係管理ウィンドウに表示します。
ドメインビューまたは SAN ビューで装置アイコンをクリックし、ポップアップメニューを表示します。[送る]-[関係管理ウィンドウ]を実行すると、関係管理ウィンドウを起動し、その装置の詳細情報を関係管理ウィンドウに表示します。
ポイント
ストレージシステム管理の対象となる装置は、本製品に登録する必要があります。装置の登録には、装置のIPアドレスが必要です。また、ファイバチャネルスイッチに関しては、管理用のユーザーIDとパスワードが必要です。