PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.2 - Linux for Itanium 版 -
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付録B Oracleリソースの追加作成/設定変更/削除

B.2 リソースの設定変更

登録済みリソースの設定を変更する場合の手順です。

Oracle インスタンスリソースの監視間隔 (StartTimeout) を、デフォルトの30秒から60秒に変更するような場合です(スタンバイ運用の場合)。Oracle RAC スケーラブル運用の場合は、監視間隔 (StartTimeout)に読み替えてください。

 

  1. 全ノードの RMS を停止します。
  2. 任意のノード上で、"hvw -n <RMS 構成定義名>" を実行し、RMS Wizard を起動します。
  3. 「Main configuration menu」画面にて Application-Edit を選択します。
  4. 「Application selection menu」画面にて、変更対象のリソースを含む userApplication 名を選択します。
  5. 「Settings of turnkey wizard "WIZSTANDBY"」画面にて、Oracle(Ora_xxx) を選択します。
  6. 「Oracle (Ora_xxx:consistent)」画面にて、設定を変更するリソースを選択します。

    スタンバイ運用の場合

    Oracle インスタンスリソースの場合は OracleInstanceName[0]='OracleSID' を、リスナーリソースの場合は OracleListenerName[0]=LISTENER を選択します。

    次の画面で、設定済みの OracleSID またはリスナー名を選択します。
    以下は Oracle インスタンスリソースの場合です。

    Oracle RAC スケーラブル運用の場合
    Oracle RAC インスタンスリソース、またはリスナーリソースを選択します。

    次の画面で、設定済みの CRS リソース名を選択します。

    以下は Oracle RAC インスタンスリソースの場合です。

  7. 「Detail setting for xxx」画面にて、設定を変更します。

    スタンバイ運用:Oracle インスタンスリソース、ASM インスタンスリソースの場合

    2.2.9」の手順“5"を参考に、設定変更を行ってください。

    スタンバイ運用:リスナーリソースの場合

    2.2.9」の手順“6"を参考に、設定変更を行ってください。

    RAC スケーラブル運用:Oracle Clusterware リソースの場合

    2.3.4」の手順“8"を参考に、設定変更を行ってください。

    RAC スケーラブル運用:Oracle RAC インスタンスリソース、リスナーリソースの場合

    2.3.5」の手順“12"を参考に、詳細設定を行ってください。

  8. 設定変更が完了したら、「Detail setting for xxx 」画面にて SAVE+RETURN を選択します。
  9. 他のリソースで設定変更を行う場合、“6"〜“7"を繰り返します。
  10. 全てのリソースの設定変更が完了したら、「Oracle (Ora_xxx:consistent)」画面にて SAVE+EXIT を選択します。
  11. 「Settings of turnkey wizard "WIZSTANDBY"」画面にて、SAVE+EXIT を選択します。
  12. 「Application selection menu」画面にて、RETURN を選択します。
  13. 「Main configuration menu」画面にて、Configuration-Generate と Configuration-Activate を続けて実行します。
  14. 「Main configuration menu」画面にて QUIT を選択し、RMS Wizard を終了します。

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