PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.2 - Linux for Itanium 版 - |
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第4章 コマンド |
スーパーユーザー
/opt/FJSVclora/bin/clorainfo { -c [ RMSconfiguration ] | -e | -m [ ResourceName ] | -v }
本コマンドは、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の設定情報や状態を表示します。
-c [ RMSconfiguration ]
指定された RMS 構成定義に含まれる PRIMECLUSTER Wizard for Oracle リソースの設定情報を表示します。RMSconfiguration には、RMS 構成定義名を指定します。
RMSconfiguration を省略した場合、現在有効となっている RMS 構成定義に含まれる PRIMECLUSTER Wizard for Oracle リソースの設定情報を表示します。
-e
ローカルノードに設定されたカーネルパラメータ値や、ローカルノード上の Oracle 環境の設定情報を表示します。
Oracle RAC 環境においてリスナーリソースを RMS に登録している場合、本オプションを実行すると "TNS name registered in RMS" の項目が表示されますが、Oracle RAC の場合はリスナーリソースに TNSName 属性を設定することはできません。
# /opt/FJSVclora/bin/clorainfo -e : node1 : Ora_APP1_LISTENER_NODE1.l ---------------------------------------------------------------- User registered in RMS (uid) : oracle (504) User Group (gid) : oinstall (504) : dba (505) ORACLE_HOME : /u01/app/oracle/product/db Listener registered in RMS : LISTENER_NODE1 Protocol Addresses : (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)* : (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)* TNS name registered in RMS : ---- : |
-m [ ResourceName ]
ローカルノード上の PRIMECLUSTER Wizard for Oracle リソースの現在の監視状態 (監視が行われているかどうか) を表示します。(enable:監視有効状態、disable:監視無効状態)
ResourceName を指定した場合、指定されたリソースの監視状態を確認し、次の復帰値を返します。
0:RMS 稼動中で、かつ監視有効状態
2:RMS 稼動中で、かつ監視無効状態
10:RMS 停止中で、かつ監視有効状態
12:RMS 停止中で、かつ監視無効状態
ResourceName に指定する PRIMECLUSTER Wizard for Oracleリソース名は、ローカルノード上に存在するものでなければなりません。
ResourceName を省略した場合、ローカルノード上の全 PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の全リソースの監視状態を表示します。
-v
ローカルノードにインストールされている PRIMECLUSTER Wizard for Oracle のパッケージ情報を表示します。
0 : 正常終了、または RMS 稼動中で、かつ監視有効状態 ("-m ResourceName" 指定時)
2 : RMS 稼動中で、かつ監視無効状態 ("-m ResourceName" 指定時)
10 : RMS 停止中で、かつ監視有効状態 ("-m ResourceName" 指定時)
12 : RMS 停止中で、かつ監視無効状態 ("-m ResourceName" 指定時)
上記以外 : 異常終了
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