Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第6部 クラスタシステム> 第28章 TJNL> 28.4 クラスタシステム(MSCS/フェールオーバー クラスタリング編)> 28.4.1 環境設定> 28.4.1.6 クラスタシステムの環境作成

28.4.1.6.2 リソースを登録する

■MSCSの場合

TJNLをMSCSで動作させるために、関連するリソースをすべてTJNL用のリソースグループに登録します。登録は、クラスタアドミニストレータを使用して行います。"表:TJNLのリソース一覧(MSCS)"に登録するリソースの一覧を示します。

[表:TJNLのリソース一覧(MSCS)]

リソース資源(MSCS登録名)

リソースの種類

依存関係(依存先)

ドライブ名

物理ディスク

なし

IPアドレス

IPアドレス

ドライブ名

ネットワーク名

ネットワーク名

IPアドレス

DBMS(Symfoware/RDBまたはORACLE)サービス

汎用サービス

ネットワーク名

TRMサービス[注1]

汎用サービス

DBMSサービス

TJNLの起動[注2]

汎用アプリケーション

TRMサービス

JournalTransferサービス
(JournalTransfer Service)

汎用サービス

TJNLの起動

[注1]TRMのシステム環境を作成したときに登録されたサービス名を登録します。詳細については、"16.1.5 TRMのシステム環境の作成"を参照してください。
[注2]TJNLを起動する汎用アプリケーションとして登録できるバッチファイルは、以下のファイルで提供しています。任意のフォルダに複写し使用してください。

インストールフォルダ\TJNL\sample\tjnlstrsvc.bat

複数のTRMシステムを使用する場合は、バッチファイルをTRMシステムごとに用意する必要があります。環境に合わせて修正して使用してください。

以下に修正例を示します。

[TRMシステム名が"TRMABC"の場合]

rem set TRMSYSNAME=-s TRM001

set TRMSYSNAME=-s TRMABC

また、修正したバッチファイルを共用記憶装置以外に格納して使用する場合は、運用系および待機系それぞれに格納してください。

■フェールオーバー クラスタリングの場合

TJNLをフェールオーバー クラスタリングで動作させるために、関連するリソースをすべてTJNL用の"サービスまたはアプリケーション"に登録します。登録は、フェールオーバー クラスタ管理を使用して行います。"表:TJNLのリソース一覧(フェールオーバー クラスタリング)"に登録するリソースの一覧を示します。

[表:TJNLのリソース一覧(フェールオーバー クラスタリング)]

リソース資源(リソース名)

リソースの種類

依存関係(依存先)

ドライブ名

物理ディスク

なし

クライアント アクセス ポイント

ネットワーク

ドライブ名

DBMS(Symfoware/RDB)サービス

汎用サービス

クライアント アクセス ポイント

TRMサービス[注1]

汎用サービス

DBMSサービス

TJNLの起動[注2]

汎用アプリケーション

TRMサービス

JournalTransferサービス
(JournalTransfer Service)

汎用サービス

TJNLの起動

[注1]TRMのシステム環境を作成したときに登録されたサービス名を登録します。詳細については、"16.1.5 TRMのシステム環境の作成"を参照してください。
[注2]TJNLを起動する汎用アプリケーションとして登録できるバッチファイルは、以下のファイルで提供しています。任意のフォルダに複写し使用してください。

インストールフォルダ\TJNL\sample\tjnlstrsvc.bat

複数のTRMシステムを使用する場合は、バッチファイルをTRMシステムごとに用意する必要があります。環境に合わせて修正して使用してください。

以下に修正例を示します。

[TRMシステム名が"TRMABC"の場合]

rem set TRMSYSNAME=-s TRM001

set TRMSYSNAME=-s TRMABC

また、修正したバッチファイルを共用記憶装置以外に格納して使用する場合は、運用系および待機系それぞれに格納してください。


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