Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第4部 TRM> 第19章 コマンド> 19.2 コマンドの文法

19.2.7 trmqdchgq (メッセージキューのアクセス状態の変更)

■機能説明

メッセージキューのアクセス状態を変更します。
本コマンドでは、メッセージキューの状態を以下の状態に変更できます。

なお、対象のメッセージキューごとにコマンドの実行を再確認するための問合せが行われます。

■形式

trmqdchgq [-s sysname] {-a|-c} {-r|-w|-r -w} [-j] qname-1 [qname-2 … [qname-n]]

■パラメタ

-s sysname

対象のTRMシステム名を指定します。
本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。

{-a|-c}

メッセージキューのアクセス状態の変更種別を指定します。
 -a: アクセス禁止状態を解除する
 -c: アクセス禁止状態にする

{-r|-w|-r -w}

メッセージキューのアクセス状態の変更部分を指定します。以下の両方を指定することもできます。
 -r: 受信側(システム間で連携する場合は、他システムへの送信)
 -w: 送信側(システム間で連携する場合は、他システムからの受信)

-j

コマンド実行の問合せを回避する場合に指定します。問合せを回避した場合、指定されたすべてのメッセージキューのアクセス状態が変更されます。

qname-1 qname-2 … qname-n

メッセージキューの名前を指定します。複数のメッセージキューの名前を半角空白で区切って指定できます。

■注意事項

■使用例

メッセージキューをアクセス禁止状態にします。

trmqdchgq -s TRM001 -c -r QUE0001

メッセージキューのアクセス禁止状態を解除します。

trmqdchgq -s TRM001 -a -w QUE0001


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