Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第2部 TRO> 第4章 環境作成> 4.3 逐次差分反映環境の作成

4.3.3 DBサービス定義の作成

DBサービス定義の構成について説明します。
DBサービス定義の構成図を"図:DBサービス定義の構成図"に示します。

[図:DBサービス定義の構成図]

DBサービス定義

DBサービスで入力するデータの形式、データの編集内容や格納グループの対応などを定義したものです。

DBサービス

逐次差分反映機能の一連の処理(メッセージキューからのデータの読込み、データの編集、データベースへのデータ格納までの処理)です。

格納グループ

逐次差分反映機能において操作する単位です。1〜1024個のDBサービスから構成されます。1個のメッセージキューに1個の格納グループが対応します。

DBサービスグループ

DBサービス定義を登録/登録抹消する単位です。1個または複数の格納グループから構成されます。

DBサービス定義ファイル

DBサービスグループを定義したファイルです。DBサービスグループの登録時の入力となる、このファイルを作成する必要があります。

DBサービスグループの各種操作(登録など)については、"第7章 操作コマンド"を参照してください。

DBサービス定義を構成する定義文の種類と概要を"表:定義文の種類と概要"に示します。

[表:定義文の種類と概要]

定義文

概要

INTABLE定義文

入力データの定義を行う定義文

EXTRACT定義文

データの編集に関する定義を行う定義文

OUTTABLE定義文

出力データの定義を行う定義文

STOREGROUP定義文

格納グループの定義を行う定義文

各定義文の詳細については、"第8章 DBサービス定義"を参照してください。

なお、DBサービス定義は、全DB複写時に使用したLinkexpressのDBサービス定義(INTABLE定義文、EXTRACT定義文、OUTTABLE定義文)の一部を流用して作成できます。


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