Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第2部 TRO> 第2章 機能> 2.2 逐次差分反映機能

2.2.2 データの編集

逐次差分反映機能では入力したデータを編集できます。対応する編集内容は以下のとおりです。

データの編集はDBサービス定義に従って行われます。DBサービス定義については、"2.3 DBサービス定義機能"を参照してください。
上記以外のデータの編集については、各データベース製品のトリガを利用します。トリガの利用の詳細については、各データベース製品のマニュアルを参照してください。また、トリガを利用する場合の参考資料として"A.3 トリガによるユーザ独自の編集について"を記述しています。

逐次差分反映機能では入力したデータをコード変換できます。

■コード変換

コード変換は、Linkexpressの高速コード変換プログラム(hsconv)を使って行います。
コード変換は、JIS第1水準およびJIS第2水準の範囲に対応しています。
コード変換の詳細については、Linkexpressのマニュアルを参照してください。

変換可能なコード系の組み合わせを、"表:変換可能なコード系の組み合わせ"に示します。なお、出力コード系としてのUnicodeは、Symfoware/RDBまたはOracleにデータを格納する場合のみ使用できます。詳細については、Linkexpressのマニュアルを参照してください。

[表:変換可能なコード系の組み合わせ]

出力コード系

シフトJIS

EUC(S90)

Unicode

入力
コード系

JEF-EBCDIC-ASCII



×

JEF-EBCDIC-KANA



×

○:変換可能  △:Symfoware/RDBまたはOracleに格納する場合のみ可能  ×:変換不可能

コード変換テーブルとして以下を使用できます。また、コード変換テーブルはカストマイズできます。

なお、縮退変換テーブルは、出力コード系がシフトJISの場合だけ使用できます。詳細については、Linkexpressのマニュアルを参照してください。

また、コード変換エラー時の代替文字の指定などをカストマイズできます。詳細については、"4.3.2 DB動作環境定義の作成"およびLinkexpressのマニュアルを参照してください。


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