PRIMECLUSTER 活用ガイド <クラスタ構築・運用時の留意点> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版)
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付録C cron処理

ここでは、PRIMECLUSTER が cron で行っている処理について説明します。

各環境変数の詳細については「PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書」を参照してください。

cron名

実行間隔(初期設定値)

処理内容

hvlogcron

1日1回(夜)

RELIANT_LOG_LIFE で設定されている期間以前のRMS関連ログファイルを RELIANT_LOG_PATH で指定されているディレクトリから全て削除します。

RELIANT_LOG_LIFE: RMS関連ログファイルを削除する期間

設定値 任意の日数
デフォルト値 7(日)

RELIANT_LOG_PATH: RMSとwizard tools のログが格納されている箇所

設定値 任意の有効なパス
デフォルト /var/opt/SMAWRrms/log

hvlogcontrol

15分毎

RMS関連のログファイルがディスク領域を圧迫しないようにします。

ディスクの使用率が HV_LOG_ACTION_THRESHOLD 以上だった場合、RELIANT_LOG_PATH 配下の全てのサブディレクトリを削除します。
サブディレクトリを削除してもディスクの使用率が HV_LOG_ACTION_THRESHOLD 以上だった場合は HV_LOG_ACTION に従い、現在のログファイルを全て削除する(HV_LOG_ACTION が "on"の場合)か、または hvlogcontrol が実行されるごとに WARNIG メッセージを出力( HV_LOG_ACTION が "off"の場合)します。

HV_LOG_ACTION_THRESHOLD: ログファイルがディスク領域を圧迫していると判断するディスクの使用率

設定値 0-100
デフォルト 98 (%)

HV_LOG_ACTION:ディスク領域が圧迫されていると判断した場合の動作

設定値 on / off
デフォルト off

sflogcontrol

15分毎

SF関連のログファイルがディスク領域を圧迫しないようにします。

ディスクの使用率が98 % 以上だった場合、/var/opt/SMAWsf/log 配下の全てのサブディレクトリを削除します。サブディレクトリを削除してもディスクの使用率が98 % 以上だった場合は、現在のログファイルの大きさが1Mバイト以上の場合に現在のログファイルも削除して、WARNING メッセージを出力します。

sflogcontrol midnight

1日1回(夜)

7日以前のSF関連ログファイルを /var/opt/SMAWsf/log 配下の全てのサブディレクトリから削除します。

hvcleanupnfs

1時間毎

RFS(NFSファイルシステム)リソースに必要な回収処理を実行します。
Wizard for NAS ( RFS )環境で使用します。


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