PRIMECLUSTER 活用ガイド <クラスタ構築・運用時の留意点> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版)
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第1部 設計・構築編> 第1章 システム構築時の注意点

1.2 Solaris の場合の注意点


 

● RCCU とクラスタノードは同じネットワークセグメンにしてくださ

同じネットワークセグメントに属していない場合、非同期監視ができません。


 

● XSCF の SCF-LAN ポーとクラスタノードは同じネットワークセグメンにしてください

同じネットワークセグメントに属していない場合、XSCF を使用したシャットダウン機構が動作しません。


 

● シャットダウン機として XSCF を使用する場合、ユーザ名/パスワーは XSCF の制御ポートにログインできる権限のユーザ名/パスワードにしてください

制御ポートへログインできる権限がない場合、XSCF シャットダウンエージェントは正しく動作しません。


 

● シャットダウン機として RCCU を使用する場合、ユーザ名/パスワーは RCCU の制御ポートにログインできる権限のユーザ名/パスワードにしてくださ

制御ポートへログインできる権限がない場合、RCCU シャットダウンエージェントは正しく動作しません。


 

● シャットダウン機の管理 LAN の IP アドレスには、クラスタの運用状態に関わらず通信が可能なアドレスを設定してください

クラスタの運用状態に応じて通信の可/不可が動的に変更される IP アドレスを設定した場合、シャットダウン機構が正しく動作しません。
例えば、GLS の NIC 切替方式(物理 IP アドレス引継ぎ)に設定された IP アドレスをシャットダウン機構の管理 LAN に設定した場合、GLS の起動/停止に応じて通信の可/不可が変更されるため、GLS が停止し通信が不可の場合には、シャットダウン機構が正しく動作しません。


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