PRIMECLUSTER 活用ガイド <メッセージ集> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版) |
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第6章 RMS に関するメッセージ | > 6.1 RMSメッセージ |
userApplication が、ノード <Sysnode> で Online に遷移しようとしましたが、そのノードで排他関係にある userApplication がすでに Online となっているため、Online に遷移するノードの再確認が必要となった場合に出力されます。このメッセージは Online となるノードが priority list(Machines の順番)と異なる場合があるため WARNING として出力されます。
動作に問題はないため、対処不要です。
どのノードがクラスタアプリケーションを制御するかについてクラスタノード間で合意に達しない場合にこのメッセージが出力されます。最も可能性の高い原因として、hvswitch 要求の強制実行などのシステム管理者の操作ミスにより、複数ノードでクラスタアプリケーションが同時に Online になった場合が考えられます。
クラスタの不整合を分析して適切な解決策を実行してください。例えば、複数ノードでクラスタアプリケーションが Online になった場合は、1 台のノードを除くすべてのクラスタアプリケーションを hvutil -f コマンドでシャットダウンしてください。
重大な内部エラーが発生しました。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
ノードが認識不能なコントラクトをアプリケーションから受け取りました。重大な内部エラーです。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
ノード <Sysnode> で Online に遷移するノードの再確認処理を行っている最中であることを示します。
情報のメッセージのため、対処不要です。
ユーザアプリケーションがローカルノード上で Online で、他のノード上でも Online です。
ユーザアプリケーションは 1つのノードでのみ Online になることができます。1つを除くすべてのノードでアプリケーションが Offline であることを確認してください。アプリケーションが複数のノードで Online になっている場合は、hvutil -f を使用して余分なノード上のクラスタアプリケーションを Offline 状態にしてください。
クラスタアプリケーションを制御するノードがどのノードなのかの認識がクラスタノード間で異なっている場合にこのメッセージが出力されます。最も可能性の高い原因として、hvswitch 要求の強制実行などのシステム管理者の操作ミスにより、複数ノードでクラスタアプリケーションが同時に Online になった場合が考えられます。
このメッセージは (CUP, 2) と同じです。(CUP, 8) がコントラクトの発信元ノードに出力されるのに対し、(CUP, 2) は発信元以外のノードに出力されます。
クラスタの不整合を分析して適切な解決策を実行してください。例えば、複数ノードでクラスタアプリケーションが Online になった場合は、1台のノードを除くすべてのクラスタアプリケーションを hvutil -f コマンドでシャットダウンしてください。
userApplication のOffline 処理に失敗しました。userApplication は部分的にOnline のままであるため、切替え要求は取り消されます。
ログファイルを確認して、Offline 処理が失敗した原因を突き止めてください。
切替え要求で、Online になっていないSysNodeが指定されました。
指定したノードがOnline になってから、切替え要求を再度実行してください。
切替え要求が実行されましたが、Online 状態にあるSysNodeが存在しません。
対象のSysNodeがOnline になってから、切替え要求を再度実行してください。
タイムアウトが発生しました。
userApplicationがOnline にならない場合は、他のすべてのノード上でuserApplicationがOnline になっていないことを確認してから、手動で切替えを実行してください。
userApplication のOffline 処理に失敗しました。userApplication は部分的にOnline のままであるため、切替え要求は取り消されます。
ログファイルを確認して、Offline 処理が失敗した原因を突き止めてください。
アプリケーションは現在ローカルノード上でOnline になっています。アプリケーションは強制切替えオプションを使用して別のノードに切替えられ、不整合は解消されます。
対処する必要はありません。
Inconsistent 状態であるため、AutoStartUp の処理は取り消されます。
Inconsistent 状態をクリアしてください。
Inconsistent 状態であるため、フェイルオーバ処理が取り消されます。
Inconsistent 状態をクリアしてください。
Inconsistent 状態であるため、切替え要求は取り消されます。
Inconsistent 状態をクリアしてください。
Inconsistent 状態であるため、切替え要求は取り消されます。
Inconsistent 状態をクリアしてください。
Inconsistent 状態ですが、強制切替オプション (hvswitch -f)により切替え要求が受け入れられ、不整合状態が解消されました。
対処する必要はありません。
userApplication が現在ローカルノード上でInconsistent 状態です。Inconsistent 状態をクリアしないかぎりアプリケーションを切替えることはできないため、切替え要求は取り消されます。
Inconsistent 状態をクリアしてください。
LastOnlineHost の矛盾が検出され、RMS がLastOnlineHost を確認できないため、アプリケーションはどのノード上でもOnline になりません。
対象ノードを指定する切替え要求を実行してください。
LastOnlineHost のタイムスタンプエントリの誤差がHV_LOH_INTERVAL 未満でした。そのため、アプリケーションはどのノード上でもOnline になりません。
LastOnlineHost のエントリをhvutil -i <userapplication> で無効にし、対象ノードを指定して切替え要求を実行してください。
userApplication がビジー状態またはFaulted 状態であるため、保守モードの要求 (hvutil-m on/off) が拒否されます。
Faulted 状態をクリアし、保守モードの要求を再度実行してください。
リモートノードのuserApplication がビジー状態またはFaulted 状態であるか、保守モードを終了する準備ができていないため、保守モードの要求 (hvutil -m on/off) が拒否されます。
リモートノードのswitchlog で詳細を確認してください。
リソースが適切な状態でないため、安全に通常の処理に戻ることができません。このため、保守モードの要求 (hvutil -m on/off) が拒否されます。
指摘されているリソースの状態を修正してください。
userApplication の状態の初期化が完了していないため、保守モードの要求 (hvutil -m on/off) が拒否されます。
userApplication の状態の初期化が完了してから、保守モードの要求を再度実行してください。
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