PRIMECLUSTER 活用ガイド <メッセージ集> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版) |
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第4章 FJSVcluster 形式のメッセージ |
FJSVcluster 形式の警告(WARNING)メッセージを、メッセージ番号順に説明します。
FJSVclswu がインストールされていないため、回線切替装置を検出することができません。
FJSVclswu がインストールされていないため、回線切替装置を検出することができないことを示しています。
回線切替装置以外の装置は自動リソース登録を行います。
回線切替装置を利用する場合は、FJSVclswu パッケージをインストールして、回線切替装置を自動リソース登録してください。
RCI アドレスが変更されています。 (node:nodename address:address)
運用中に RCI アドレスが変更されたことを検出しました。
nodename は RCI アドレスが変更されたノード名を示し、address は変更された RCI アドレスを示します。
出力されたノードの RCI アドレスの設定を見直してください。
MMB の通信経路の片系の異常を検出しました。(node:nodename mmb_ipaddress1:mmb_ipaddress1 mmb_ipaddress2:mmb_ipaddress2 node_ipaddress1:node_ipaddress1 node_ipaddress2:node_ipaddress2)
MMB の通信経路の片系の異常を検出したことを示しています。
MMB の通信経路の片系で異常が発生したか、または MMB が高負荷状態であることが考えられます。以下の点を確認してください。
上記項目が原因だと判明した場合、対処を行った後、MMB 非同期監視は自動復旧します。自動復旧には最大で 10 分かかります。
自動復旧の 3082 番のメッセージが表示されており、10 分経過して再度本メッセージが表示されない場合には、MMB が一時的に高負荷状態であったことが考えられます。この場合、対処は不要です。
上記項目を確認しても接続に失敗する場合は、ネットワーク障害や MMB、あるいは HUB などのハードウェア故障が考えられるので、当社技術員(CE)に連絡してください。本対処法で対処できない場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>"を参照してください。
回線切替装置の切替ユニットの異常を検出しました。(RCI:addr LSU:mask status:status type:type)
回線切替装置の切替制御ボードで異常が検出されました。
addr: 異常が検出された回線切替装置の RCI アドレス
mask: 制御対象の LSU マスク
status: エラー種別ごとの回線切替装置の内部ステイタス
type: エラー種別
status: 切替装置内の各 LSU のリザーブ状態を LSU マスクの値で示します。
0: 該当 LSU は、リリース状態であることを示します。
1: 該当 LSU は、リザーブ状態であることを示します。
status: 切替装置内の各 LSU の接続(コネクト)状態を LSU マスクの値で示します。
0: 該当 LSU は、ポート 0 に接続されていることを示します。
1: 該当 LSU は、ポート 1 に接続されていることを示します。
status: 切替装置内の各 LSU のリザーブ状態を LSU マスクの値で示します。
0: 該当 LSU は、リリース状態であることを示します。
1: 該当 LSU は、リザーブ状態であることを示します。
LSU マスクの値
LSU15 LSU14 LSU13 LSU12 ・・・ LSU03 LSU02 LSU01 LSU00
0x8000 0x4000 0x2000 0x1000 ・・・ 0x0008 0x0004 0x0002 0x0001
処理はリトライされるので対処は不要です。ただし、何度リトライしても失敗する場合、および、本警告が多発する場合は、当社技術員(CE)に連絡してください。
リソースコントローラが起動していない可能性があります。(ident:ident command:command, ...)
リソースコントローラが起動の完了通知をまだ送信していません。ident はリソースコントローラの識別子を示し、command はリソースコントローラの起動スクリプトを示します。
GDS のリソースコントローラの起動が遅れている可能性があります。本警告メッセージ以降にエラーメッセージが出力されている場合は、そのエラーメッセージの対処法に従って対処してください。
メッセージが再表示された場合は、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
エラーメッセージが出力されなければ、後から GDS のリソースコントローラが動作するので問題ありません。
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