PRIMECLUSTER 活用ガイド <トラブルシューティング編> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版) |
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第1部 事象別トラブル | > 第1章 インストール・環境構築時のトラブル |
No. |
現象 |
Solaris |
Linux |
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PRIMECLUSTER インストール後、マシンを再起動したが、コンソールにメッセージが連続して出力された |
○ |
○ |
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ノードの起動処理が完了しない |
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○ |
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ノードの再起動を行うと以下の clprobedisk のメッセージが表示される |
○ |
− |
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以下のメッセージが表示されノードが起動しない |
○ |
○ |
PRIMECLUSTER インストール後、マシンを再起動したが、コンソールにメッセージが連続して出力された。
(SMAWsf, 50, 3) : The RCSF-CF initialization failed, status 9218 LOG3.010376198181080028 3 2 50 4.1A10 SMAWsf : The RCSF-CF initialization failed, status 9218 LOG3.010376198231080028 1 2 10 4.1A10 SMAWsf : rcsd died abnormally. Restart it. LOG3.010376198261080028 3 2 50 4.1A10 SMAWsf : The RCSF-CF initialization failed, status 9218 (SMAWsf, 50, 3) : The RCSF-CF initialization failed, status 9218 LOG3.010376198311080028 1 2 10 4.1A10 SMAWsf : rcsd died abnormally. Restart it.
シャットダウン機構がまだ設定されていないために出力されるメッセージなので問題ありません。
CF の設定後、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "5.1.2 シャットダウン機構の設定" を参照してシャットダウン機構を設定してください。
他のクラスタノードが運用中である場合、そのノード上で cftool -n を実行し、起動途中のノードの状態を確認してください。
もし、LEFTCLUSTER であれば、cftool -k を実行して DOWN 状態にしてください。
この現象が発生する場合、シャットダウン機構の設定が正しく行われていない可能性があります。"PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "5.1.2 シャットダウン機構の設定" を参照して SF の設定が正しく行われているかを確認してください。
DVD-ROM ドライブに媒体を挿入したまま再起動しているため、DVD-ROM ドライブをディスクとして認識し、メッセージを表示している可能性があります。
DVD-ROM ドライブから媒体を取り出し、再起動を行ってください。
本メッセージは、ノード起動時、または、マルチユーザモード遷移時に、クラスタ整合状態が保証されていないため、sfcfrmd デーモンの起動が保留されたことを示しています。sfcfrmd デーモンの起動方法を wait に設定している場合、ノードの起動が保留されます。通常は、クラスタ整合状態が保証されない状態は、すべての運用ノードが起動するまでの一時的な状態であり、クラスタ整合状態が保証され次第、sfcfrmd デーモンの起動の保留が解除され、ノードが起動するため、対処は必要ありません。
ただし、以下の場合は、クラスタ整合状態が保証されない状態が続くため対処が必要です。
"PRIMECLUSTER Global File Services 説明書" の "sfcfrmd デーモンが起動しない場合の対処" を参照してください。
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