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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent Q&A集

9.7 Q:部門管理サーバのIPアドレス/ホスト名を変更する(Solaris版 V5)

対象バージョンレベル

A

部門管理サーバのIPアドレス/ホスト名変更手順

作業手順

IPアドレス、ホスト名の変更に必要な作業手順を以下に示します。

1. SystemWalker/CentricMGR の停止

2. ノード情報の変更

3. IPアドレス/ホスト名の変更

4. hostsファイルまたはDNSの変更

5. SystemWalker/CentricMGR の起動

6. 構成情報の一括配付

7. ネットワーク管理ポリシーの一括配付

8. 機能ごとの変更

9. システムの再起動

10. 作業完了の確認

使用するコマンドは、システム管理者(スーパーユーザ)権限で実行してください。

1. SystemWalker/CentricMGRの停止

[作業:部門管理サーバ]

以下のコマンドを実行します。

/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

2. ノード情報の変更

[作業:運用管理クライアント]

  1. サブネットを変更する場合は、事前にサブネットフォルダを新しく作成します。(部門管理サーバの変更を行った時点で新しく作成したサブネットフォルダに自動的に移動します。)

    [サブネットフォルダの作成方法]

    1. SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で[機能選択]コンボボックスから[編集]を選択します。

    2. [業務監視-編集]ウィンドウで[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。

    3. ノード一覧ツリーの中から、サブネットフォルダを追加する対象の部門フォルダを選択し、[オブジェクト]メニューから[フォルダ作成]を選択します。

    詳細については、それぞれ以下のマニュアルを参照してください。

    • 5.0/5.1:

      “SystemWalker/CentricMGR 導入手引書”の“ネットワーク管理の環境を定義する”

    • 5.2:

      “SystemWalker/CentricMGR 運用手引書”の“ネットワークを監視するための運用環境を定義する”

  2. SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視で[機能選択]コンボボックスから[編集]を選択し、部門管理サーバのノードのプロパティ画面を表示します。

  3. ホスト名の変更は、[ネットワーク]タブを開いてホスト名を変更します。

    次に[インタフェース]タブを開いて、変更対象のインタフェースを選択し、ホスト名を変更します。

  4. IPアドレスの変更は、[ノードプロパティ]の[インタフェース]タブを開き、変更対象のインタフェースを選択し、IPアドレスを変更します。

3. IPアドレスの変更/ホスト名の変更

[作業:部門管理サーバ]

オペレーティングシステムのIPアドレス/ホスト名を変更します。

変更後にシステムの再起動を行ってください。

変更方法については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

4. hostsファイルまたはDNSの変更

[作業:各サーバ/クライアント]

hostsファイルまたはDNSサーバに設定している情報を変更します。

変更しているIPアドレス/ホスト名が定義されているサーバ/クライアントで変更します。

5. SystemWalker/CentricMGRの起動

[作業:部門管理サーバ]

以下のコマンドを実行します。

/opt/systemwalker/bin/scentricmgr

コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

6. 構成情報の一括配付

[作業:運用管理サーバ]

以下のコマンドを実行します。

[運用管理サーバがWindowsの場合]

Systemwalkerインストールディレクトリ¥mpwalker.dm¥mpfwbs¥bin¥mpdrpspm.exe -a

[運用管理サーバがUNIXの場合]

/opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all

コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

注意

運用管理サーバ配下に部門管理サーバがある場合、部門管理サーバでSystemWalker/CentricMGR起動中であること。

7. ネットワーク管理ポリシーの一括配付

[作業:運用管理サーバ]

以下のコマンドを実行します。

[運用管理サーバがWindowsの場合]

Systemwalkerインストールディレクトリ¥MpWalker.DM¥MpNetmgr¥bin¥mpnmpref.bat

[運用管理サーバがUNIXの場合]

/opt/systemwalker/bin/mpnmpref

コマンドの詳細は、本製品の“SystemWalker/CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

注意

運用管理サーバ配下に部門管理サーバがある場合、部門管理サーバでSystemWalker/CentricMGR起動中であること。

8. 機能ごとの変更

機能ごとの変更を行います。変更を行う機能と変更が必要な場所を以下に示します。インストール種別または使用している機能により、設定を行ってください。

機能名

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

運用管理クライアント

クライアント

SystemWalkerコンソール

○*1

イベント監視

○*2

○*2

○*2

○*2

性能監視

リカバリフロー(5.2)

スクリプト(5.2)

メータリング(5.2)

自動運用支援

資源配付

アプリケーション管理

*1:IPアドレス、ホスト名の変更時、mpaplregコマンドでメニューを登録しているノードを削除後、再登録する場合、mpaplregコマンドで該当のメニューを再登録(削除後登録)する必要があります。

*2:メッセージ送信先システムを設定している場合、メッセージ送信先システムを変更します。

9. システムの再起動

部門管理サーバのシステムを再起動してください。

10. 作業完了の確認

[作業:運用管理クライアント]

  1. SystemWalkerコンソール 業務監視またはシステム監視を起動します。

  2. 変更したノードの情報を[ノードプロパティ]画面の[インタフェース]タブを開いて確認してください。