対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:10.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
A
WANを経由したネットワークに対するノード検出は、以下の方法を推奨します。(推奨理由は、後述の“理由”を参照してください。)
WANの先に部門管理サーバを設置し、設置した部門管理サーバで、ノード検出を実施してください。
部門管理サーバを設置できない場合は、[検出モード]を[高速]で指定して、ノード検出を実施してください。
理由
WANを経由したネットワークに対して、[検出モード]-[確実]でノード検出を行うと、機種によっては(検出対象ネットワーク側のルータの)ルーティング能力が低下する場合があります。
[検出モード]で[確実]を選択した場合、検出対象ネットワークのノード数の分のICMPを送出します(ただし、多重度128で送出)。ルータのARPテーブルに載っていないIPアドレスに対してICMPの送出を行うと、IPアドレスから物理アドレス変換のためのARPがネットワーク上に送出されます。このARPを一度に大量に受信すると、ルーティング能力が低下し、一時的に無応答状態になる場合があります。