MIMEゲートウェイをセットアップします。セットアップ時に、MIMEゲートウェイのサービス名や、インターネットメールの情報などを定義します。
説明 | 操 作 方 法 | クイック |
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1 | 選択:11 |
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[説明]
MIMEゲートウェイのセットアップを選択します。
MIMEゲートウェイのサービス名を指定します。サービス名は、64文字以内の英数字で指定してください。省略した場合は、"<サーバ名> MIME"となります。
sendmailが同じコンピュータ上にインストールされている場合は、"yes"を入力します。
メールのルーティングに使用するSMTPサーバのコンピュータ名を指定します。 コンピュータ名は、sendmailが同じコンピュータ上にインストールされている場合は、"localhost"と入力します。それ以外の場合には、sendmailを実行するコンピュータのコンピュータ名を入力します。
メッセージルータのセットアップで、複数のインターネットベースアドレスを指定している場合、一覧リストが表示されます。この一覧リストから、MIMEゲートウェイが使用するインターネットベースアドレスを数字で指定します。インターネットベースアドレスを1つだけ定義している場合は、MIMEゲートウェイがそのインターネットベースアドレスを使用するというメッセージが表示されます。
インターネットメール宛てのメールは、いったん、メールキューに接続されたあと、配信処理が実行されます。このメールキューをMIMEゲートウェイが一定間隔で監視する時間を秒単位で指定します。指定できる値の範囲は15~99999です。Mailサービスの監視時間と同様、値が小さいと、メールキューをチェックする頻度が上がり、システムに負荷がかかります。値が大きいと、メールキューをチェックする頻度が下がり、メールの配達が遅くなります。通常の運用では、特にこの値を変更する必要はありません。
送信メッセージにX.400ヘッダを追加する場合は、"yes"を指定します。
MIMEヘッダを生成する場合は、"yes"を指定します。
添付ファイル名のエンコードを取りやめる場合は、"yes"を指定します。
受信メッセージでRFC822ヘッダを保持する場合は、"yes"を指定します。
SMTPサーバから受信するメールサイズの制限値を、バイト単位で指定します。指定できる値の範囲は0~409600000です。サイズの制限をやめる場合は、"0"を指定します。
送信メッセージで、Macintoshファイル(Macbinary形式)をApplesingle形式ではなくBinHex形式でエンコードしたい場合は、"yes"を指定します。
送信者のインターネットアドレスに付加するコメントの形式を一覧リストの中から選択して数字で指定します。
送信メッセージで使用する文字コード種別を指定します。必ず"1"を指定します。
送信メッセージの表題やメッセージテキストに記述された半角カタカナを全角カタカナへ変換しない場合は、"yes"を指定します。ただし"yes"を指定すると、半角カタカナを用いたメールが相手サーバに届いたとき、不具合が発生することがあります。
SMTPタイムアウトの時間を設定します。通常の運用では、特にこの値を変更する必要はありません。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
3.で"yes"を指定した場合のみ、このメッセージが出力されます。
注意
MIMEゲートウェイはサイト内に1つしかセットアップできません。
MIMEゲートウェイは、メッセージルータが設定されていない場合には、設定することができません。
MIMEゲートウェイを実際に使用可能にするには、SMTPサーバがインストール済み、かつセットアップ済みであり、稼動状態になっている必要があります。
標準設定のオプションのどれかを変更する場合は、TeamWARE Adminアプリケーションを利用します。これについては、"TeamWARE Office 管理者ガイド"を参照してください。
Solarisでは、同じコンピュータ上のsendmailを使用しないに設定すると、システムが正常に動作しない場合があります。Solarisでは、同じコンピュータ上のsendmailを使用する運用を推奨します。
同じコンピュータ上でsendmailが動作している場合は、MIMEゲートウェイのSSL機能は使用できません。この環境でSSL設定をしても無視されます。
インターネットベースアドレスを複数ある中から選択した場合、選択後は、それまで表示されていたインターネットアドレスが表示されなくなります。選択は正しく行われていますので、運用上問題はありません。