Libraryサービスをセットアップします。セットアップ時に、Libraryサービスのサービス名や、データベースの情報などを定義します。
以下の操作方法内のパス名は、UNIX系システムでの表記になっています。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
1 | 選択:6 |
|
[説明]
Libraryサービスのセットアップを選択します。
Libraryサービスのサービス名を指定します。サービス名はサイト内で一意でなくてはなりません。また、64文字以内の英数字で指定してください。省略した場合は、"<サーバ名> LIBRARY"となります。
TeamWARE Directory内のライブラリ情報を定期的に更新する場合は、"yes"を指定します。"no"を指定すると、更新されません。必要があれば、あとでTeamWARE Adminアプリケーションを使用して更新できます。
TeamWARE Directory内のごみ箱を定期的に削除する場合は、"yes"を指定します。"no"を指定すると、削除されません。必要があれば、あとでTeamWARE Adminアプリケーションを使用して削除できます。
ライブラリの空き容量が少なくなったとき、システム管理者にアラートを通知できます。この値をキロバイト単位で指定します。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では10000(KB)となっています。
ライブラリの最大サイズを指定します。ここで指定した値より大きいライブラリは作成できません。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では0(無制限)となっています。
1日1回実行するバックグラウンド業務の実行を開始する時刻を指定します。バックグラウンド業務とは、ディレクトリデータベースとライブラリデータベース中にあるライブラリ情報の同期をとり、不整合を修正する処理や、ゴミ箱の中のドキュメントを削除する処理のことです。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では0時0分となっています。
1日1回実行するバックグラウンド業務の最大持続時間を指定します。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では30分となっています。
Libraryデータベースのデータファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Libraryデータベースのインデックスファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Libraryデータベースの添付ファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Libraryデータベースのインデックスキャッシュをキロバイト単位で指定します。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では1024(KB)となっています。また、0を指定すると標準設定の値が採用されます。
Libraryサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。
"yes"を指定した場合、Libraryサービスに関するすべての種類の監査イベントログが記録されます。
Libraryサービスの作成または追加で"no"を指定した場合、Libraryサービスに関するすべての種類の監査イベントログは記録されません。
Libraryサービスの更新で"no"を指定した場合、Libraryサービスに関する監査イベントログ の設定は変更されず、現在のままとなります。
監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨しますが、記録する場合には定期的なメンテナンスが必要となります。
監査イベントログの詳細については、"TeamWARE Office 管理者ガイド" の"14.7.2 監査イベントログ"を参照してください。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
キャッシュサイズが大きいと、それだけデータへのアクセスが速くなります。しかし、値を大きくし過ぎるとメモリ不足が発生しますので、メモリの空き容量を確認して値を決定してください。ただし、一般的な運用では、特にこの値を変更する必要はありません。大規模なデータベースを持つセンターなどでは、この値の変更を検討してください。
Libraryサービスデータベースは、ローカルディスクに作成してください。
パス名には、ピリオド"."を使用しないでください。
データベース用パスは最低でも2階層以上を設定してください。
例) /to/database