Calendarサービスをセットアップします。セットアップ時に、 Calendarサービスのサービス名や、データベースの情報を定義します。
以下の操作方法内のパス名は、UNIX系システムでの表記になっています。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
1 | 選択:5 |
|
[説明]
Calendarサービスのセットアップを選択します。
Calendarサービスのサービス名を指定します。サービス名はサイト内で一意でなくてはなりません。また、64文字以内の英数字で指定してください。省略した場合は、"<サーバ名> CALENDAR"となります。
ユーザごとに割り当てるカレンダーの最大容量をキロバイト単位で指定します。この値は、Directoryアプリケーションでユーザアカウントの登録を行うとき、指定できる最大カレンダーサイズの上限値となります。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では0(無制限)となっています。
Calendarデータベースのデータファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Sevrver®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Calendarデータベースのインデックスファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Calendarデータベースの添付ファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Calendarデータベースのインデックスキャッシュをキロバイト単位で指定します。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では1024(KB)となっています。また、0を指定すると標準設定の値が採用されます。
Calendarサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。
"yes"を指定した場合、Calendarサービスに関するすべての種類の監査イベントログが記録されます。
Calendarサービスの作成または追加で"no"を指定した場合、Calendarサービスに関するすべての種類の監査イベントログは記録されません。
Calendarサービスの更新で"no"を指定した場合、Calendarサービスに関する監査イベントログの設定は変更されず、現在のままとなります。
監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨しますが、記録する場合には定期的なメンテナンスが必要となります。
監査イベントログの詳細については、"TeamWARE Office 管理者ガイド"の"14.7.2 監査イベントログ"を参照してください。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
キャッシュサイズが大きいと、それだけデータへのアクセスが速くなります。しかし、値を大きくし過ぎるとメモリ不足が発生しますので、メモリの空き容量を確認して値を決定してください。ただし、一般的な運用では、特にこの値を変更する必要はありません。大規模なデータベースを持つセンターなどでは、この値の変更を検討してください。
Calendarサービスデータベースは、ローカルディスクに作成してください。
データベース用パスは最低でも2階層以上を設定してください。
例) /to/database
データファイル格納先には、101MB以上の空きディスク容量が必要です。
パス名には、ピリオド"."を使用しないでください。