メッセージルータをセットアップします。セットアップ時に、サーバのインターネットベースアドレスを定義します。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
1 | 選択:2 |
|
[説明]
メッセージルータのセットアップを選択します。
メッセージルータをインストールする場合は、"yes"を入力します。
メッセージルータのサービス名を指定します。サービス名は、64文字以内の英数字で指定してください。省略した場合は、"<サイト名>ROUTER NODE"となります。
メッセージルータのノード名を英数字で指定します。
MIMEゲートウェイを使用する場合は、"yes"を入力します。"no"を入力すると、6~10の指定は不要になります。
MIMEゲートウェイをインストールするサーバのコンピュータ名を英数字で指定します。
MIMEゲートウェイをインストールするコンピュータのDNSドメイン名を英数字で指定します。DNSを使用していない場合、何も入力せずに[ENTER]キーを押します。6に7の名前を追加した名前が、MIMEゲートウェイをインストールするコンピュータの完全修飾ドメイン名となります。
DNSを使用しない場合、6で指定したコンピュータ名は、hostsファイルのホスト名に定義しておく必要があります。
ドメイン名の入力が完了したら、何も入力せずに[ENTER]キーを押します。
このサイトで使用するインターネットベースアドレスを指定します。日本語は、指定できません。
ユーザのインターネットベースアドレスが複数ある場合、複数指定できます。たとえば、User1のインターネットアドレスが、"user1@eg.tokyo.comp.co.jp"、User2のインターネットアドレスが、"user2@dv.tokyo.comp.co.jp"の場合、"eg.tokyo.comp.co.jp"と" dv.tokyo.comp.co.jp"を登録します。このアドレスは、Directoryアプリケーションを使用してユーザを登録するとき、選択できます。インターネットアドレスの入力が完了したら、[ENTER]キーを押します。
X.400アドレスを使用する場合は、"yes"を入力します。12以降で、X.400アドレスを指定しますが、このアドレスに日本語文字列を設定できます(国名、主管庁領域名、私設領域名には指定できません)。ただし、日本語を含むアドレスを定義できるのは、印刷可能文字列によりX.400アドレスを1つ以上定義したあとです。注意してください。
X.400アドレスの国名を英数字で入力します。
X.400アドレスの主管庁領域名を英数字で入力します。1文字の空白を入力する場合は、"_"(下線)を指定します。
X.400アドレスの私設領域名を英数字で入力します。
X.400アドレスの組織名を入力します。日本語を入力できますが、日本語を使用しないX.400アドレスが、最低1つ以上定義済みでなければいけません。
X.400アドレスの部門名1を入力します。日本語を入力できます。入力する必要がない場合、何も入力せずに[Enter]キーを押します。値を入力すると、部門名2を問い合わせてきます。部門名1から部門名4まで設定できます。
組織名、部門名1~部門名4までの入力データに日本語が含まれている場合、"yes"を入力します。ただし、日本語を使用しないX.400アドレスが、最低1つ以上定義済みでなければなりません。
ユーザのX.400ベースアドレスが複数ある場合、"yes"を入力し、追加定義します。 X.400ベースアドレスは、インターネットアドレスと同じように、複数指定できます。このアドレスを複数指定すると、Directoryアプリケーションを使用してユーザを登録するとき、指定した中から選択できます。X.400アドレスの入力が完了したら、"no"を入力します。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
メッセージルータはサイト内に1つしかセットアップできません。
メッセージネットワークノード名、コンピュータ名、ドメイン名には、日本語を指定することができません。
複数のベースアドレスを指定した場合は、あとで削除しないでください。メール送受信が正常に行われなくなる可能性があります。
メッセージルータのセットアップを行い、インターネットやX.400のベースアドレスを設定した時点で、インターネットやX.400のメールアドレスを持つユーザの作成が可能になります。
日本語を含むX.400アドレスを定義する場合、日本語を使用しないX.400アドレスが、最低1つ以上定義済みでなければなりません。
サイト間接続機能によりサイト間のメールのやりとりを行う場合は、"TeamWARE Office 管理者ガイド"を参照してください。
日本語を指定する場合、半角カナは使用しないでください。
ルーティングの定義時、インターネットかX.400のいずれかにルーティングされるよう必ず指定してください。
設定したインターネットベースアドレス、X.400ベースアドレス、FAXベースアドレスは、あとから削除することができません。