更新インストールを行う前に、CD-ROM(TeamWARE Office 200X V3.0L10)ドライブ直下の"ソフトウェア説明書"(Readme.txt)と"TeamWARE Office 200X V2.0L30からの相違点"(twdiffs.pdf)をお読みください。
これらには、TeamWARE Officeを移行し運用するうえで重要な情報が記載されています。
また、以下の項目も確認してください。
Windows Server®システム管理者のパスワード
TeamWARE Officeの更新インストールは、Windows Server®システム管理者の資格で行います。このため、Windows Server®システム管理者のパスワードを確認しておきます。
既存のTeamWARE Officeサーバソフトウェアのインストールディレクトリを確認しておきます。
TeamWARE Office全体をOSのバックアップコマンドでバックアップしておきます。バックアップについては、"TeamWARE Office 管理者ガイド"の"第15章 データベースの保全"を参照してください。
サーバソフトウェアの更新インストール
更新インストールを行うTeamWARE Officeサーバを停止します。更新インストールするサーバがディレクトリサーバである場合、すべてのサーバを停止する必要があります。
インストールプログラムの起動手順を以下に示します。
TeamWARE Officeサーバを停止します。サイト内のすべてのTeamWARE Officeサーバを停止します。
"RFC1006 Transport Service"を停止します。
コントロールパネルのサービスアイコン内の"RFC1006 Transport Service"を停止してください。
CD-ROMドライブにCD-ROMを挿入します。サーバにCD-ROMドライブが付属していない場合は、CD-ROMドライブ付きのコンピュータにCD-ROMを挿入し、ネットワーク経由で接続します。
インストールプログラムが入っているディレクトリ(¥servers¥nt¥twserver)で、"setup.exe"を実行します。
インストールプログラムを起動すると、以下に示すウィンドウが表示されます。
注意
インストールプログラムの起動は、必ず、TeamWARE Officeサーバを停止したあとに実施します。TeamWARE Officeサーバの停止方法については、“TeamWARE Office 管理者ガイド”を参照してください。
インストールプログラム実行の際に、Windows Server® 2008をお使いの場合は、以下のような実行許可を求める画面が表示されます。この場合、[続行]ボタンを押下してください。
空きディスク容量のチェック
指定したインストール先のドライブに500MBの空きが存在しない場合は、以下に示すウィンドウが表示されます。
このウィンドウが表示された場合は、インストール先のディスクの空き容量を増やしてください。その後、[はい]ボタンを押下すると、セットアップが続行されます。
インストール開始
インストール中は以下の画面が表示されます。
注意事項の確認
インストールが完了する前に、注意事項の確認を求める画面が表示されます。記載事項をお読みになり、内容が了承できましたら、"全条項を了解しました"にチェックを入れ、[次へ]ボタンを押下します。
インストールの完了
インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。READMEを読む必要のない場合は、"READMEを読みます。"のチェックを外した上で、[完了]ボタンを押下します。