インストールを行う前に、CD-ROM(TeamWARE Office 200X V3.0L10)ドライブ直下の“readme.txt”をお読みください。これには、TeamWARE Officeを運用するうえで重要な情報が記載されています。また、以下の項目を確認してください。
TeamWARE Office管理者が使用する専用のユーザアカウントを、Administratorsグループに属するユーザアカウントとして新規に作成します。ユーザアカウントの作成についての詳細は、Windows Server®のヘルプを参照ください。
"管理ツール"の"コンピュータの管理"を押下します。
"ローカルユーザとグループ"->"ユーザ"で、TeamWARE Office管理者が使用する専用のユーザを新しいユーザとして作成します。その際、適切なパスワードを設定します。
ユーザ一覧から、2.で作成したユーザを押下して、ユーザのプロパティを表示します。
ユーザのプロパティの"所属するグループ"に"Administrators"グループを追加します。
ディレクトリサーバのネットワークアドレス
アプリケーションサーバを追加する場合、ディレクトリサーバのネットワークアドレスとTeamWARE Officeシステム管理者(ADMIN)のパスワードを確認しておきます。
TeamWARE Officeのセットアップ情報
“付録B セットアップパラメータ”を参照し、セットアップ時に必要な情報を確認してください。
TeamWARE Officeのサーバソフトウェアは、CD-ROM(TeamWARE Office 200X V3.0L10)で提供されます。インストールプログラムは、¥servers¥nt¥twserverのディレクトリにあります。
インストールを行う前に、セットアップに必要な情報を確認しておく必要があります。セットアップに必要な情報については、“付録B セットアップパラメータ”を参照してください。
インストールプログラムを起動するには、以下のように操作します。
TeamWARE Office管理者でログインしているか確認してください。異なる場合は、TeamWARE Office管理者ユーザでログインし直してください。
なお、現在のログインユーザは、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行することで確認可能です。
SET USERNAME
CD-ROMドライブにCD-ROMを挿入します。サーバにCD-ROMドライブが付属していない場合は、CD-ROMドライブ付きのコンピュータにCDを挿入し、ネットワーク経由で接続します。
インストールプログラムが入っているディレクトリ(¥servers¥nt¥twserver)で、"setup.exe"を実行します。
インストールプログラムを起動すると、以下に示すウィンドウが表示されます。
注意
インストールプログラム実行の際に、Windows Server® 2008をお使いの場合は、以下のような実行許可を求める画面が表示されます。この場合、[続行]ボタンを押下してください。
TeamWARE Officeサーバソフトウェアをインストールするフォルダのパス名を32バイト以内の英数字で指定し、[次へ]ボタンを押下します。
インストールするフォルダのパス名の標準設定は以下です。
C:¥teamware¥server¥
別のフォルダを選択する場合は、[参照]ボタンを押下します。これにより、以下に示す[フォルダの選択]ウィンドウが表示されます。
このウィンドウでは、既存のディレクトリを参照してインストール先ディレクトリを指定することができます。存在しないディレクトリを指定した場合は、新規に作成されます。
なお、一度作成された新規ディレクトリは、TeamWARE Officeサーバソフトウェアをアンインストールするまで削除されません。不要な場合はインストール後に削除してください。
注意
ディレクトリ名には、ピリオド“.”を使用しないでください。
空きディスク容量のチェック
指定したインストール先のドライブに500MBの空きが存在しない場合は、以下に示すウィンドウが表示されます。
このウィンドウが表示された場合は、インストール先のディスクの空き容量を増やしてください。その後、[はい]ボタンを押下すると、セットアップが続行されます。
インストールする機能を選択する画面が表示されます。インストールしたい機能のチェックボックスにチェックを入れ、[次へ]ボタンを押下します。
Directoryサービス
ディレクトリサーバに必要なコンポーネントをインストールします。アプリケーションサーバの場合はインストール不要です。
エンタープライズディレクトリコンポーネント
内部LDAPサーバを使用したエンタープライズ環境を構築するために必要なコンポーネントです。
注意
Windows Server® 2008では内部LDAPサーバは使用できません。
設定内容の確認
設定内容を確認する画面が表示されます。設定に間違いがなければ、[次へ]ボタンを押下します。設定内容の変更が必要な場合は、[戻る]ボタンを押下すると、インストールする機能を選択する画面に戻ります。
インストール開始
インストール中は以下の画面が表示されます。
注意事項の確認
インストールが完了する前に、注意事項の確認を求める画面が表示されます。記載事項をお読みになり、内容が了承できましたら、"全条項を了解しました"にチェックを入れ、[次へ]ボタンを押下します。
インストールの完了
インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。READMEを読む必要のない場合は、"READMEを読みます。"のチェックを外した上で、[完了]ボタンを押下します。