TeamWARE Officeを導入する際は、最初にグループの規模に合わせたシステム構成を検討します。グループの規模は、サーバの数、ユーザの数、サーバの設置環境など物理的な要因によって決まります。システムの構成、設計の詳細については、"TeamWARE Office 管理者ガイド"を参照してください。
サーバを何台用意すべきか、サービスをどのサーバに配置するか、それぞれのメモリ容量やディスク容量は、システム全体の効率に影響を及ぼします。メモリ容量やディスク容量の見積りについての詳細は、"2.1 ハードウェアとソフトウェアの必要条件"を参照してください。
以下に、システム構成例を示します。なお、図1.1 シングルサーバ構成例、図1.2 マルチサーバ構成例および図1.3 メッセージルータによるサイト間接続構成例はサイトシステムの構成です。
図1.1 シングルサーバ構成例に、シングルサーバシステムでの構成例を示します。
注意
シングルサーバ構成とは、TeamWARE Officeがインストールされているサーバが1台だけの場合を呼びます。
図1.2 マルチサーバ構成例にマルチサーバシステムでの構成例を示します。
図1.3 メッセージルータによるサイト間接続構成例にメッセージルータによるサイト間接続の構成例を示します。
エンタープライズシステムでは、1つのエリアで構成されたシステムをシングルエリアシステムと呼びます。
図1.4 エンタープライズ(シングルエリアシステム)構成例にエンタープライズ(シングルエリアシステム)の構成例を示します。
注意
複数サイトで構成されるエンタープライズシステムにするためには、サイト接続オプションを購入して環境設定する必要があります。
Linuxにはサイト接続オプションがありませんので、エンタープライズシステムは構築できません。