"I.2 エンタープライズシステムの構築手順例"のフローチャートの項番3、4の設定では、以下のようなワークシートを事前に作成しておき、作業を行います。
エンタープライズマスターサイト用
以下に、エンタープライズマスターサイト用のワークシートの作成例を示します。
フローNo. | 入力項目 | 入力値 | 変更 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ディスク容量見積もりや、システムパラメータの設定については、 | |||
2 | [pkgadd]コマンドによるインストールの方法については、"TeamWARE Officeインストールガイド"を参照してください。 | |||
| セマフォIDキー | 400(省略値) | 可 | 16進数で入力 |
セマフォIDキーの使用キー数 | 200(省略値) | 可 | 16進数で入力 | |
利用可能なディスク容量の容量限界値 | 100(省略値) | 可 | メガバイト単位で入力 | |
一時停止するディスク容量限界値 | 20(省略値) | 可 | メガバイト単位で入力 | |
サイト識別番号 | 352751111 | 不可 | 9桁の数字 | |
サイト名 | TOKYO | 不可 | 64文字以内の英数字 | |
協定世界時間との時差 | 540(省略値) | 可 | 分単位で入力 | |
サーバ名 | DIRECTORY SERVER | 可 | 64文字以内の英数字 | |
ディレクトリサービス名 | TOKYO DIRECTORY SERVICE | 可 | 64文字以内の英数字 | |
ビリングイベントログファイルのパス名 | /to/billing | 可 | 英数字 | |
監査イベントログファイルのパス名 | /to/audit | 可 | 英数字 | |
ディレクトリサービスデータベースのデータファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
ディレクトリサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
ディレクトリサービスデータベースの添付ファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
ディレクトリサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ | 1024 | 可 | キロバイト単位で入力 | |
システム管理者のパスワード | ********** | 不可 | 8~48文字の印刷可能なASCII文字。忘れた場合は、再インストールが必要。 | |
3.2 | サイトタイプの選択 | 4 | 不可 | 4(エンタープライズマスター)を選択 |
国名 | jp | 不可 | 3文字以内の半角英小文字 | |
組織名 | 富士株式会社 | 不可 | 半角で64文字、全角で32文字以内 | |
エリア名 | 東日本 | 不可 | 半角で64文字、全角で32文字以内 | |
3.3 | トランスポート番号 | 1 | 可 | 必ず1(TCP/IP)を指定 |
トランスポートドライバ名 | tcpip(省略値) | 可 | ||
コネクションタイムアウト | 240(省略値) | 可 | 秒単位で入力 | |
インターフェースアダプター番号 | 0 | 可 | 0(システム標準設定)を指定 | |
サーバのコンピュータ名 | 可 | 何も入力しない | ||
トランスポート番号 | 0 | 可 | トランスポート設定の終了 | |
サーバトランスポート | 1 | 可 | 設定したトランスポートの選択 | |
3.4 | サービスの選択 | 2 | 可 | メッセージルータの選択 |
メッセージルータサービス名 | TOKYO ROUTER NODE | 可 | 64文字以内の英数字 | |
メッセージネットワークノード名 | TOKYO ROUTER NODE | 可 | ||
MIME/SMTPにルーティングするか? | Yes | 可 | noでは、X.400のベースアドレス追加へ | |
MIMEがインストールされているコンピュータ名 | tokyo | 可 | ||
ドメイン名 | fuji.co.jp | 可 | ||
インターネットベースアドレス | tokyo.fuji.co.jp | 可 | ||
3.5 | MIMEゲートウェイをセットアップする場合には、"TeamWARE Officeインストールガイド"を参照。 | |||
3.6 | サービスの選択 | 1 | 可 | Notifierのインストール |
アラートを受信するワークステーションのネットワークアドレス | 192.168.10.10 | 可 | システム管理者が使用するクライアント端末のIPアドレスを指定。このクライアントには、必ずNotifierをインストール。 | |
アラートを送信するためのトランスポートドライバ番号 | 1 | 可 | ||
サービスの選択 | 3 | 可 | Mailサービスのインストール | |
メールサービス名 | TOKYO DIRECTORY SERVER MAIL | 可 | 64文字以内の英数字でサイト内一意 | |
IMAP4サービスを使用するか? | no(省略値) | 可 | ||
メールボックスの最大サイズ | 0(省略値) | 可 | キロバイト単位で入力 | |
メッセージの最大サイズ | 0(省略値) | 可 | キロバイト単位で入力 | |
メール監視間隔 | 60(省略値) | 可 | 秒単位で入力。指定範囲は、60~600 | |
メールサービスデータベースのデータファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
メールサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
メールサービスデータベースの添付ファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
メールサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ | 1024 | 可 | キロバイト単位で入力 | |
サービスの選択 | 8 | 可 | Forumサービスのインストール | |
フォーラムサービス名 | TOKYO DIRECTORY SERVER FORUM | 可 | 64文字以内の英数字でサイト内一意 | |
ディレクトリデータベースとの同期をとるか? | yes(省略値) | 可 | ||
期限切れ討論を毎日削除するか? | yes(省略値) | 可 | ||
フォーラムの最大サイズ | 0(省略値) | 可 | 0(無制限)、またはキロバイト単位で入力 | |
日常バックグラウンドタスク開始時間 | 00:00(省略値) | 可 | ||
バックグラウンドスレッドの最大持続時間 | 30(省略値) | 可 | 分単位で入力 | |
フォーラムサービスデータベースのデータファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
フォーラムサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
フォーラムサービスデータベースの添付ファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
フォーラムサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ | 1024 | 可 | キロバイト単位で入力 | |
サービスの選択 | 25 | 可 | Taskサービスのインストール | |
3.7 | [to start]コマンドにより、ディレクトリサーバを起動。 | |||
3.8 | 接続先のサイト識別名 | メンバー1:yokohama | - | hostsファイルに登録されたホスト名を定義。 |
システム種別 | Windows Server®以外 | 不可 | ||
サイト種別 | 複数エリア構成でない | 不可 | ||
3.9 | [to stop]コマンドにより、全アプリケーションサーバを停止。 | |||
3.10 | [to stop]コマンドにより、ディレクトリサーバを停止。 | |||
3.11 | "7.2 ゲートウェイを経由しないサイト間メール"を参照して定義。 | |||
3.12 | "第15章 データベースの保全"を参照してバックアップ。 | |||
3.13 | [to start]コマンドにより、ディレクトリサーバを起動。 | |||
3.14 | [to start]コマンドにより、各アプリケーションサーバを起動。 |
エリアメンバーサイト用
以下に、エリアメンバーサイト用のワークシートの作成例を示します。
フローNo. | 入力項目 | 入力値 | 変更 | 備考 |
---|---|---|---|---|
5.1 | セマフォIDキー | 400(省略値) | 可 | 16進数で入力 |
セマフォIDキーの使用キー数 | 200(省略値) | 可 | 16進数で入力 | |
利用可能なディスク容量の容量限界値 | 100(省略値) | 可 | メガバイト単位で入力 | |
一時停止するディスク容量限界値 | 20(省略値) | 可 | メガバイト単位で入力 | |
サイト識別番号 | メンバー1:459032222 | 不可 | 9桁の数字 | |
サイト名 | メンバー1:YOKOHAMA | 不可 | 64文字以内の英数字 | |
協定世界時間との時差 | 540(省略値) | 可 | 分単位で入力 | |
サーバ名 | DIRECTORY SERVER | 可 | 64文字以内の英数字 | |
ディレクトリサービス名 | メンバー1:YOKOHAMA DIRECTORY SERVICE | 可 | 64文字以内の英数字 | |
ビリングイベントログファイルのパス名 | /to/billing | 可 | 英数字 | |
監査イベントログファイルのパス名 | /to/audit | 可 | 英数字 | |
ディレクトリサービスデータベースのデータファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
5.1 | ディレクトリサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 |
ディレクトリサービスデータベースの添付ファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
ディレクトリサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ | 1024 | 可 | キロバイト単位で入力 | |
システム管理者のパスワード | ********** | 不可 | 8~48文字の印刷可能なASCII文字。忘れた場合は、再インストールが必要。 | |
5.2 | サイトタイプの選択 | 2 | 不可 | 2(エリアメンバー)を選択 |
国名 | jp | 不可 | 3文字以内の半角英小文字。 | |
組織名 | 富士株式会社 | 不可 | 半角で64文字、全角で32文字以内。 | |
エリア名 | 東日本 | 不可 | 半角で64文字、全角で32文字以内。 | |
5.3 | トランスポート番号 | 1 | 可 | 必ず1(TCP/IP)を指定 |
トランスポートドライバ名 | tcpip(省略値) | 可 | ||
コネクションタイムアウト | 240(省略値) | 可 | 秒単位で入力 | |
インターフェースアダプター番号 | 0 | 可 | 0(システム標準設定)を指定 | |
サーバのコンピュータ名 | 可 | 空入力 | ||
トランスポート番号 | 0 | 可 | トランスポート設定の終了 | |
サーバトランスポート | 1 | 可 | 設定したトランスポートの選択 | |
5.4 | サービスの選択 | 2 | 可 | メッセージルータの選択 |
メッセージルータサービス名 | メンバー1:YOKOHAMA ROUTER NODE | 可 | 64文字以内の英数字 | |
メッセージネットワークノード名 | メンバー1:YOKOHAMA ROUTER NODE | 可 | ||
MIME/SMTPにルーティングするか? | Yes | 可 | noでは、X.400のベースアドレス追加へ | |
MIMEがインストールされているコンピュータ名 | メンバー1: yokohama | 可 | ||
ドメイン名 | Fuji.co.jp | 可 | ||
インターネットベースアドレス | メンバー1:yokohama.fuji.co.jp | 可 | ||
5.5 | MIMEゲートウェイをセットアップする場合には、"TeamWARE Officeインストールガイド"を参照。 | |||
5.7 | サービスの選択 | 1 | 可 | Notifierのインストール |
アラートを受信するワークステーションのネットワークアドレス | メンバー1:192.168.20.10 | 可 | システム管理者が使用するクライアント端末のIPアドレスを指定。 | |
アラートを送信するためのトランスポートドライバ番号 | 1 | 可 | ||
サービスの選択 | 3 | 可 | Mailサービスのインストール | |
メールサービス名 | メンバー1:YOKOHAMA DIRECTORY SERVER MAIL | 可 | 64文字以内の英数字でサイト内一意 | |
IMAP4サービスを使用するか? | no(省略値) | 可 | ||
メールボックスの最大サイズ | 0(省略値) | 可 | キロバイト単位で入力 | |
メッセージの最大サイズ | 0(省略値) | 可 | キロバイト単位で入力 | |
メール監視間隔 | 60(省略値) | 可 | 秒単位で入力。指定範囲は、60~600 | |
メールサービスデータベースのデータファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
メールサービスデータベースのインデックスファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
メールサービスデータベースの添付ファイル用のパス名 | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
メールサービスデータベースのインデックスキャッシュサイズ | 1024 | 可 | キロバイト単位で入力 | |
サービスの選択 | 8 | 可 | Forumサービスのインストール | |
フォーラムサービス名 | メンバー1:YOKOHAMA DIRECTORY SERVER FORUM | 可 | 64文字以内の英数字でサイト内一意 | |
ディレクトリデータベースとの同期をとるか? | yes(省略値) | 可 | ||
期限切れ討論を毎日削除するか? | yes(省略値) | 可 | ||
フォーラムの最大サイズ | 0(省略値) | 可 | 0(無制限)、またはキロバイト単位で入力 | |
日常バックグラウンドタスク開始時間 | 00:00(省略値) | 可 | ||
バックグラウンドスレッ | 30(省略値) | 可 | ||
フォーラムサービスデータ | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
フォーラムサービスデータ | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
フォーラムサービスデータ | /to/database | 可 | パスは、2階層以上で英数字 | |
フォーラムサービスデータ | 1024 | 可 | キロバイト単位で入力 | |
サービスの選択 | 25 | 可 | Taskサービスのインストール | |
5.8 | [to start]コマンドにより、ディレクトリサーバ起動します。 | |||
5.9 | [to stop]コマンドにより、各アプリケーションサーバを停止します。 | |||
5.10 | [to stop]コマンドにより、ディレクトリサーバを停止します。 | |||
5.11 | "7.2 ゲートウェイを経由しないサイト間メール"を参照して定義してください。 | |||
5.12 | "第15章 データベースの保全"を参照してバックアップしてください。 | |||
5.13 | [to start]コマンドにより、ディレクトリサーバを起動します。 | |||
5.14 | [to start]コマンドにより、各アプリケーションサーバを起動します。 |
アプリケーションサーバ用
以下に、アプリケーションサーバ用のワークシートの作成例を示します。
フローNo. | 入力項目 | 入力値 | 変更 | 備考 |
---|---|---|---|---|
4.1 | セマフォIDキー | 400(省略値) | 可 | 16進数で入力 |
セマフォIDキーの使用 | 200(省略値) | 可 | 16進数で入力 | |
利用可能なディスク容量の容量限界値 | 100(省略値) | 可 | メガバイト単位で入力 | |
一時停止するディスク容量限界値 | 20(省略値) | 可 | メガバイト単位で入力 | |
サーバ番号 | 2(省略値) | 可 | セットアップが割り振るサーバ番号をそのまま採用。 | |
サーバ名 | (省略値) | 可 | 64文字以内の英数字 | |
ビリングイベントログファイルのパス名 | /to/billing | 可 | 英数字 | |
監査イベントログファイルのパス名 | /to/audit | 可 | 英数字 | |
4.2 | トランスポート番号 | 1 | 可 | 必ず1(TCP/IP)を指定 |
トランスポートドライバ名 | tcpip(省略値) | 可 | ||
コネクションタイムアウト | 240(省略値) | 可 | 秒単位で入力 | |
インターフェースアダプター番号 | 0 | 可 | 0(システム標準設定)を指定 | |
サーバのコンピュータ名 | 可 | 空入力(システム標準設定のIPアドレス) | ||
トランスポート番号 | 0 | 可 | トランスポート設定の終了 | |
サーバトランスポート | 1 | 可 | 設定したトランスポートの選択 | |
4.3 | サービスの選択 | インストールするサービスを選択します。 | ||
4.4 | [to start]コマンドにより、サイト内のすべてのサーバを再起動。 |