Libraryサービスのセットアップでは、Libraryサービスのインストール、Libraryサービスの削除、Libraryデータベースの格納先の変更や、キャッシュサイズを定義します。以下に操作方法を示します。
操作方法
説明 | 操作方法 |
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| <"C.4 サービスのセットアップ"に示す操作により、サービスセットアップまで進みます。> |
操作方法の説明
Libraryサービスのセットアップを選択します。
Libraryサービスがインストールされていない場合は、このメッセージが出力されません。4からインストール処理が実行されます。
Libraryサービスを削除する場合は、"yes"を指定します。削除を指定すると、 Libraryサービスがこのサーバから削除されます。インストール済みのLibraryサービスのセットアップを変更する場合は、"no"を指定します。
Libraryサービスのサービス名を指定します。
ライブラリの情報はLibraryデータベースとDirectoryデータベースの両方に格納されていて、定期的に情報の同期を取る必要があります。"yes"を指定してください。。
ごみ箱を定期的に空にする場合には、"yes"を指定します。
ライブラリの空き容量が少なくなったとき、システム管理者にアラートを通知できます。この値をKB単位で指定します。
ライブラリの最大サイズを指定します。ここで指定した値より大きいライブラリは作成できません。
1日1回実行するバックグラウンド業務の実行を開始する時刻を指定します。
1日1回実行するバックグラウンド業務の実行持続時間を指定します。
Libraryデータベースのデータファイル用のパス名を指定します。値を変更すると、指定されたパス配下にLibraryデータベースのデータファイルが移動します。移動先のディスクにデータベースを移動できるだけの十分な空きスペースがあることを確認したあと、実施してください。
Libraryデータベースのインデックスファイル用のパス名を指定します。値を変更すると、指定されたパス配下にLibraryデータベースのインデックスファイルが移動します。移動先のディスクにデータベースが移動できる十分な空きスペースがあることを確認したあと、実施してください。
Libraryデータベースの添付ファイル用のパス名を指定します。値を変更すると、指定されたパス配下にLibraryデータベースの添付ファイルが移動します。移動先のディスクにデータベースが移動できる十分な空きスペースがあることを確認したあと、実施してください。
LibraryデータベースのインデックスキャッシュをKB単位で指定します。この値を大きくすると、Libraryデータベースのアクセスが早くなります。しかし、値を大きくすると、多くのメモリを必要とします。ここで指定する値以上の空きメモリがシステムに装備されていない場合は、性能が劣化する場合もあります。通常の運用では、特にこの値を変更する必要はありません。
Libraryサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。
"yes"を指定した場合、Libraryサービスに関するすべての種類の監査イベントログが記録されます。
Libraryサービスの作成または追加で"no"を指定した場合、Libraryサービスに関するすべての種類の監査イベントログは記録されません。
Libraryサービスの更新で"no"を指定した場合、Libraryサービスに関する監査イベントログの設定は変更されず、現在のままとなります。
監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨しますが、記録する場合には定期的なメンテナンスが必要となります。
監査イベントログの詳細については、"14.7.2 監査イベントログ"を参照してください。
設定した値が正しければ、[Enter]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
データベースの各ファイル用のパス名は、2階層以上を指定してください。
たとえば、"d:¥database"(1階層)とは指定せずに、"d:¥to¥database"(2階層)のように指定してください。
データベースの各ファイル用のパス名にリムーバブルディスクやネットワークドライブを指定することはできません。