操作方法
説明 | 操作方法 |
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| <"C.4 サービスのセットアップ"に示す操作により、サービスセットアップまで進みます。> |
操作方法の説明
Mailサービスのセットアップを選択します。
Mailサービスがインストールされていない場合は、このメッセージが出力されません。4からインストール処理が実行されます。
Mailサービスを削除する場合は、"yes"を指定します。削除を指定すると、Mailサービスがこのサーバから削除されます。インストール済みのMailサービスのセットアップを変更する場合は、"no"を指定します。
Mailサービスのサービス名を指定します。
IMAP4サービスをインストールするときは、"yes"を指定します。IMAP4サービスを使用する場合は、サイト内のすべてのMailサーバにIMAP4サービスをインストールする必要があります。IMAP4サービスを使用しない、または削除するときは、"no"を指定します。
自動振分け機能で利用者が設定できるフィルタ定義の最大数を指定します。最大数は、1~50の範囲で設定してください。標準設定では20となっています。
ユーザごとに割り当てるメールボックスの最大容量をKB単位で指定します。0を指定すると、メールボックスの最大容量は無制限となります。この値は、Directoryアプリケーションでユーザアカウントの登録を行うとき、指定できる最大メールボックスの上限値となります。
送信メールサイズの上限をKB単位で指定します。サイズの大きい添付ファイルの付いたメールの送信を防ぐことができます。
Mailサービスが送信するメールは、いったん、メールキューに接続されたあと、メールの配信処理が実行されます。このメールキューを一定間隔で監視する時間を秒単位で指定します。値が小さいと、メールキューをチェックする頻度が上がり、システムに負荷がかかります。値が大きいと、メールキューをチェックする頻度が下がり、メールの配達が遅くなります。メール監視間隔は60秒~600秒の範囲で設定してください。標準設定では60秒となっています。
Mailデータベースのデータファイル用のパス名を指定します。値を変更すると、指定されたパス配下にMailデータベースのデータファイルが移動します。移動先のディスクにデータベースを移動できるだけの十分な空きスペースがあることを確認したあと、実施してください。
Mailデータベースのインデックスファイル用のパス名を指定します。値を変更すると、指定されたパス配下にMailデータベースのインデックスファイルが移動します。移動先のディスクにデータベースが移動できる十分な空きスペースがあることを確認したあと、実施してください。
Mailデータベースの添付ファイル用のパス名を指定します。値を変更すると、指定されたパス配下にMailデータベースの添付ファイルが移動します。移動先のディスクにデータベースが移動できる十分な空きスペースがあることを確認したあと、実施してください。
MailデータベースのインデックスキャッシュをKB単位で指定します。この値を大きくすると、Mailデータベースのアクセスが早くなります。しかし、値を大きくすると、多くのメモリを必要とします。ここで指定する値以上の空きメモリがシステムに装備されていない場合は、性能が劣化する場合もあります。通常の運用では、特にこの値を変更する必要はありません。
Mailサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。
"yes"を指定した場合、Mailサービスに関するすべての種類の監査イベントログが記録されます。
Mailサービスの作成または追加で"no"を指定した場合、Mailサービスに関するすべての種類の監査イベントログは記録されません。
Mailサービスの更新で"no"を指定した場合、Mailサービスに関する監査イベントログの設定は変更されず、現在のままとなります。
監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨しますが、記録する場合には定期的なメンテナンスが必要となります。
監査イベントログの詳細については、"14.7.2 監査イベントログ"を参照してください。
設定した値が正しければ、[Enter]キーを押します。"no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
データベースの各ファイル用のパス名は、2階層以上を指定してください。
たとえば、"d:¥database"(1階層)とは指定せずに、"d:¥to¥database"(2階層)のように指定してください。
データベースの各ファイル用のパス名にリムーバブルディスクやネットワークドライブを指定することはできません。