各サービスのインデックスファイル用データベース配下に、"XXXixs"という名前のファイルがあります(以降、"ixsファイル"と総称します)。なお、"XXX"は、サービス種別を示し、以下の数字が入ります。
96:ライブラリ
97:メール
98:フォーラム
99:カレンダー
100:ディレクトリ
126:タスク
最適なインデックスキャッシュサイズは、ixsファイルのサイズをもとに計算します。各サービスのインデックスキャッシュサイズを、以下の値以上に設定します。
512KB + ixsファイルのサイズ |
インデックスキャッシュサイズの設定時には、以下の事項に注意してください。
インデックスキャッシュサイズの変更は、[to config]コマンドでサービスごとに行います。
to.iniファイルの[TOSERVER]セクションに、icacheパラメータが設定されていない場合(to configコマンドでインデックスキャッシュサイズを変更していない場合)、インデックスキャッシュサイズは1024KBとみなされます。
データベースの絶対量が増加した場合は、定期的にデータベースの修復処理を行っても、インデックスキャッシュサイズが不足することがあります。TeamWARE Officeサーバの起動/停止時にixsファイルサイズの監視を行い、必要に応じてインデックスキャッシュサイズを再設定してください。
インデックスキャッシュは、設定した2倍のメモリを必要とします。たとえば、1024KBから2048KBにサイズを変更した場合、変更前に比べて必要なメモリ量は2048KB((2048KB - 1024KB) × 2)増加します。