TeamWARE Officeの長期運用により、データベースのサイズが大きくなると、インデックスキャッシュの必要量も増加します。旧製品ではインデックスキャッシュサイズの値を[to config]コマンドで変更する必要がありましたが、本製品では、最低限必要な値を自動的に計算してからTeamWARE Officeサーバの起動を行います。ただし、以下の注意事項があります。
to.iniファイルの[TOSERVER]セクションにicacheパラメータが設定されている場合、設定されている値が最低限必要な値を上回っていれば、設定されている値を採用してTeamWARE Officeサーバを起動します。
インデックスキャッシュサイズの必要量はインデックスデータベースのサイズに影響します。インデックスデータベースは、運用を続けていくうちにファイルサイズが増加していきます。データベースの修復処理([to recover]コマンド)を実行すれば、インデックスデータベースが再作成され、ファイルサイズを小さくできます。毎月1回程度、定期的に[to recover]コマンドを実行し、全データベースの修復処理を行ってください。
本製品では、オブジェクトキャッシュ(ocache)の指定は不要です。ただし、旧バージョンからオブジェクトキャッシュサイズを指定していた場合は、従来と同じ動作を行います。