レベル0バックアップを行った場合、またデータベースの更新率が高い場合に差分バックアップを行うと、バックアップ先の容量はバックアップ元の容量よりも大きくなります。バックアップ先の容量には十分に余裕をもたせてください(容量がバックアップ媒体の最大値を超える場合には、マルチボリュームでバックアップを行ってください)。
容量がどの程度大きくなるかは、バックアップするファイル数とディレクトリ数によって決まります。以下に容量見積もりのための計算式を示します。計算式中の"f"および"s"は、バックアップ正常終了時に情報として出力されます。
バックアップ先の容量(byte) |
n:バックアップ媒体のボリューム数(バックアップした媒体の本数を指定)
t:バックアップ情報のサイズ。
条件によって異なりますがサイズの最大値は以下の式で求められます(データベースディレクトリ名の長さは、データベースディレクトリがTeamWARE Officeのインストールディレクトリと異なる場合のみ計算します)。
t=TeamWARE Officeのインストールパス名の長さ(フルパス)
+TeamWARE Officeのデータベースディレクトリ名長+97
f:バックアップするファイル数+バックアップするディレクトリ数
fs:fのファイル名+ディレクトリ名の平均の長さ(byte)
s:バックアップする容量(byte)