メールの本文(メッセージや添付ファイル)を対象とした検索を行うことはできません。
IMAP4クライアントで接続中に、同じユーザで別のIMAP4クライアントやMailアプリケーションから同時に使用しないでください(同時に使用するとメールフォルダに不整合が発生する場合があります)。
TeamWARE Officeが標準で用意するフォルダには、"受信メール"、"送信メール"、"ごみ箱"があります。IMAP4クライアントには"受信メール"は"INBOX"、"送信メール"は"OUTBOX"、"ごみ箱"は"WasteBox"という名前で通知されます。このため、これらのフォルダに対する操作には以下の制限があります。
これらのフォルダへのメールの複写(COPYコマンド)はできません。
これらのフォルダの下にフォルダの作成(CREATEコマンド)はできません。
これらのフォルダへのメールの格納(APPENDコマンド)はできません。
これらのフォルダの削除(DELETEコマンド)はできません。
"OUTBOX"、"WasteBox"の変名(RENAMEコマンド)はできません。
新規メールの到着確認は"INBOX"のみ行われます。
IMAP4クライアントやMailアプリケーションで作成したフォルダに対する操作には、以下の制限があります。
これらのフォルダの削除(DELETEコマンド)は、メールおよびサブフォルダが存在すると行えません。
フォルダの作成(CREATEコマンド)や変名(RENAMEコマンド)で日本語が指定された場合、IMAP4サービスが認識できない文字は"??"に変換されます。
注意
Adminアプリケーションにより、サービスパラメータの"送信メールフォルダの名前"および"ごみ箱フォルダの名前"を変更した場合、上記の"OUTBOX"は"送信メールフォルダの名前"、"WasteBox"は"ごみ箱フォルダの名前"で指定した名前になります。
フォルダ名には、ASCII文字以外に日本語も指定できます。なお、このとき、全角、半角、大文字、小文字はすべて区別されます。ただし、以下の文字は指定できません。
¥、 "、 (、 )、 {、 }、 /、 %、 *、 <、 >、空白
IMAP4クライアントの設定では、以下の点に注意する必要があります。
ユーザ名またはIMAPアカウント
TeamWARE Officeのログイン名を指定します。
パスワード
TeamWARE Officeのパスワードを指定します。
IMAP4サーバ名
IMAP4サービスが動作しているコンピュータ名を指定します。サイト内に複数のIMAP4サービスが存在する場合には、Directoryアプリケーションでユーザを作成するときに指定したMailサービスのコンピュータ名を指定します。
SMTPサーバ名
sendmailが動作しているSMTPサーバのコンピュータ名、またはMIMEゲートウェイが動作しているコンピュータ名を指定します。
名前または本名
TeamWARE Officeのユーザ名を指定します。
電子メールアドレスまたは返信先アドレス
TeamWARE Officeのインターネットメールアドレスを指定します。
IMAP4クライアントから削除したメールは、ごみ箱フォルダに移動されます。ごみ箱フォルダに移動されたメールはすぐに削除されず、削除に少し時間がかかる場合があります。また、IMAP4クライアントのメールが削除されるときには、ごみ箱フォルダに存在していたメールはすべて削除され、ごみ箱は空の状態になります。