この設定を有効にすることにより、外部からTeamWARE Officeに届いたメールに添付されているファイルの文字コードをデコードせず、そのまま受信する動作が初期動作になります。
本設定は、to.iniファイルに"ignore_att_charset_decode"オプションを記述することにより、動作を変更することができます。
ignore_att_charset_decodeの値には、"0"または"1"を指定できます。それぞれ、以下の動作をします。
ignore_att_charset_decode = 0
添付ファイルの文字コードデコードを行います。
ignore_att_charset_decode = 1
添付ファイルの文字コードデコードを行いません。添付されている情報のままで受信します。 (初期値)
ignore_att_charset_decodeオプションを省略した場合は、"1"と同じ動作をします。
オプションの設定方法を、以下に示します。
TeamWARE Officeサーバを停止します。
MIMEゲートウェイがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にある、to.iniファイルをテキストエディタで開きます。
to.iniファイルに、以下の行を追加します。
[MIME] |
※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下にオプション行を追加してください。
to.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。
TeamWARE Officeサーバを起動します。
注意
オプションのパラメータには、説明されている値以外の文字を指定しないでください。
以下の条件の場合、添付ファイルを開いた時に文字化けして見えます。
ignore_att_charset_decodeオプションが有効である。かつ、
外部から届いたメールに添付されているファイルの文字コードが変換されている。かつ、
その添付ファイルを文字コードに対応していない表示ソフトで見た場合。
例)
添付ファイルの文字コードがUTF-8やJIS文字コードなどに変換されて送られてきた場合、受信者にはそのままの文字コードで配信されます。添付ファイルを開いた場合、その文字コードに対応していない表示ソフトでは読むことができません。
添付ファイルが読めなかった場合は、その文字コードを表示できるソフトを使用して読むようにしてください。
添付ファイルの文字コードのデコードをMIMEゲートウェイで行って欲しい場合は、オプションの変更を行ってください。