ウイルスメールの受信、拡散などを防ぐ手段として、以下の機能があります。
外部からTeamWARE Office内部宛てに届いたメールにウイルスが見つかった場合、メール情報をログに出力する機能
TeamWARE Office内部から外部宛てに送るメールにウイルスが見つかった場合、メール送信を拒否する機能
外部からTeamWARE Office内部宛てのメール
この機能では、外部からTeamWARE Office内部に送られてきたメールにウイルスが見つかった場合、以下の動作をします。
システムイベントログ(to.log)にメール情報を出力
この機能を動作させるために必要な設定は、とくにありません(ただし、別途ウイルスチェックオプションのインストールおよび設定を行う必要があります)。ウイルスチェックによりチェックされたメールの扱いは、ウイルスチェックオプションの動作に依存します。
メールにウイルスが発見された場合、MIMEゲートウェイは、以下の情報をシステムイベントログ(to.log)に出力します。
表題
送信者アドレス
送信日付
メッセージID
受信者アドレス
ウイルスが見つかった場合のメッセージ例を以下に示します。
#tomime# ERROR 2003-12-09 02:07.15 pid:288/262 120/106 128 |
受信者アドレスの前に"A"が付いているアドレスは、SMTPプロトコル上で実際にメールが配信されたアドレスを意味します。"A"が付いていないアドレスは、E-Mailヘッダにのみ存在するアドレスです。
TeamWARE Office内部から外部宛てのメール
この機能では、TeamWARE Office内部から外部に送信するメールにウイルスが見つかった場合、以下の動作をします。
システムイベントログ(to.log)にメール情報を出力
外部送信の拒否
この機能を動作させるために必要な設定は、とくにありません(ただし、別途ウイルスチェックオプションのインストールおよび設定を行う必要があります)。この機能でチェックされるのは、TeamWARE Office内部ユーザから外部に送信されたメールだけです。TeamWARE Office内部間のメールおよび、POPクライアントなどから、直接外部に送信したメールは、チェックされません。また、ウイルスが見つかったメールはTeamWARE Officeから外部への送信が拒否されます。
メールにウイルスが発見された場合、以下の情報をシステムイベントログ(to.log)に出力します。
表題
送信者アドレス
送信日付
メッセージID
ウイルスが見つかった場合のメッセージ例を以下に示します。
#tomime# ERROR 2003-12-09 02:38.54 pid:286/287 11e/11f 128 |