TeamWARE Mailアプリケーションから外部へメールを送信した場合、メールのヘッダからBCCヘッダを削除する動作が初期動作となっています。下記の設定により、BCCヘッダを扱う動作を変更することができます。
設定は、to.iniの[MIME]セクションにremove_bcc_header行を追加します。
remove_bcc_headerの値には、"0"または"1"を指定できます。それぞれ、以下の動作をします。
remove_bcc_header= 0
TeamWARE Office内部から外部に送信されたメールにBCCヘッダを記述してSMTPサーバに送信します。
remove_bcc_header= 1
TeamWARE Office内部から外部に送信されたメールからBCCヘッダを削除してSMTPサーバに送信します。(初期値)
remove_bcc_headerオプションを省略した場合は、"1"と同じ動作をします。
TeamWARE OfficeからBCCヘッダを付けて送られてくることを期待している環境の場合は、必要に応じて、remove_bcc_headerオプションで、BCCヘッダの扱いを変更してください。
オプションの設定方法を、以下に示します。
TeamWARE Officeサーバを停止します。
MIMEゲートウェイがインストールされているサーバのインストールディレクトリ配下にある、to.iniファイルをテキストエディタで開きます。
to.iniファイルに、以下の行を追加します。
[MIME] |
※ [MIME]セクションがすでに存在する場合は、[MIME]セクションの下にオプション行を追加してください。
to.iniファイルを保存し、テキストエディタを終了します。
TeamWARE Officeサーバを起動します。
初期動作は、BCCヘッダを削除する動作となります。必要に応じて、remove_bcc_headerオプションを設定してください。
オプションのパラメータには、説明されている値以外の文字を指定しないでください。