Interstage Application Server 運用ガイド
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付録C Interstage統合コマンドによる運用操作

C.5 サービスの追加・削除

 ismodifyserviceコマンドにより、サービスの追加や、不要なサービスの削除ができます。コマンドを実行するだけで簡易にカストマイズが行えます。
 以下に、本コマンドにより追加/削除できるサービスを示します。

以下に、サービスの追加/削除手順について説明します。

■Webサーバ(InfoProvider Pro)の追加/削除

Webサーバ識別子をWWWSVとし、環境定義ファイル名がwebconf.datのWebサーバを追加する場合

 ismodifyservice -a IPP WWWSV webconf.dat

Webサーバ識別子がWWWSVのWebサーバを削除する場合

 ismodifyservice -d IPP WWWSV

■V5.1以前のServletサービスの追加/削除

V5.1以前のServletサービスを追加する場合

 ismodifyservice -a Servlet

V5.1以前のServletサービスを削除する場合

 ismodifyservice -d Servlet

■イベントサービスの追加/削除

 非同期通信(イベントサービス、ノーティフィケーションサービス、JMS)を使用したい場合に使用します。

イベントサービスを追加する場合

 ismodifyservice -a ES

イベントサービスを削除する場合

 ismodifyservice -d ES

■CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの追加/削除

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを追加する場合

 ismodifyservice -a SOAPCLGW

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを削除する場合

 ismodifyservice -d SOAPCLGW

■データベース連携サービスの追加/削除

 データベース連携サービスを追加する場合は、isinitコマンドで運用形態type2を指定し、実行します。

データベース連携サービスを追加する場合

 isinit type2

 データベース連携サービスを削除する場合には、運用形態にtype2以外を指定し、isinitコマンドを実行します。

データベース連携サービスを削除する場合

 isinit type1


 また、ismodifyserviceコマンドは、操作対象サービス以外のサービスの資源には、以下の場合を除き、一切影響を与えません。
 ネーミングサービス、インタフェースリポジトリの参照先ホストを変更した場合には、これらに登録されている情報を、再登録する必要があります。


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