Interstage Application Server 運用ガイド
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A.3 Interstage管理コンソールエラー時の対処
Interstage管理コンソール操作で異常が発生した場合の対処方法を説明します。

- Windows(R)のサービス“Interstage Operation Tool”を再起動してください。

- isjmxstartコマンドを実行し、Interstage JMXサービスを再起動してください。
イベントログファイル(Windows(R))、または、システムログファイル(Solaris、Linux)に、異常の原因をしめすメッセージが出力されます。そのメッセージに対する対処を行ってください。
Interstage管理コンソールに表示される以下の統計情報が、正しく表示されない場合があります。
- IJServer: モニタ
- Webアプリケーション: モニタ
- EJBアプリケーション: モニタ
統計情報が正しく表示されない場合の原因と対処を説明します。
- Interstage JMXサービスを業務運用中に停止、および、再起動させた場合が考えられます。
上記の統計情報を利用する場合、業務運用中にInterstage JMXサービスを停止させないようにしてください。

- マシン起動時に、ワークユニット定義のワークユニット自動起動が有効になっている場合が考えられます。
本現象が発生した場合には、環境変数“IS_JMX_SERVICE_WAIT_TIMEOUT”をシステムの環境変数に追加し、以下の値を設定することにより対処してください。本設定は、次回のマシン起動時より有効となります。
- メッセージtd11001の出力時刻とメッセージis20701のメッセージ出力時刻の時間間隔(単位:秒)に180を加算した値
IJServerのcontainer.logに以下のメッセージのいずれかが出力されている場合は、Interstage JMXサービスが再起動された可能性があります。
ClientCommunicatorAdmin restart
警告: Failed to restart: java.io.IOException: Failed to get a RMI stub: javax.naming.ServiceUnavailableException [Root exception is java.rmi.ConnectException: Connection refused to host: [IPアドレス]; nested exception is:
java.net.ConnectException: Connection refused: connect] (注)
ClientCommunicatorAdmin Checker-run
警告: Failed to check connection: java.net.ConnectException: Connection refused: connect (注)
ClientCommunicatorAdmin Checker-run
警告: stopping
RMIConnector RMIClientCommunicatorAdmin-doStop
警告: Failed to call the method close():java.rmi.ConnectException: Connection refused to host: [IPアドレス]; nested exception is:
java.net.ConnectException: Connection refused: connect (注) |
注) 青字部分のメッセージは使用するOSによって、以下のように出力内容が異なる場合があります。
- Connection refused
- 接続を拒否されました
- 接続が拒否されました
Windows(R) 2000/2003/XP環境でInterstage Application Serverを運用する場合、マシンをネットワーク回線から切断すると、Interstage管理コンソール上にメッセージis20711、is20725、is20726、is20727、is40001、is40003が出力される場合があります。本現象が発生した場合には、“Interstage JServlet(OperationManagement)”サービスを再起動してください。再起動後、Interstage管理コンソールに再度ログインする必要があります。
以下の運用操作を行う場合、Interstage JMXサービスを起動した環境と同じ環境変数LANGを設定してください。同じ環境変数LANGが設定されていない場合、出力されるメッセージが文字化けする可能性があります。
- ijsdeploymentコマンドの実行
- ijsundeploymentコマンドの実行
- ijslistaplコマンドの実行
- ijsdispatchcontコマンドの実行
- ijsprintdispatchcontコマンドの実行
- sampleexec.shの実行
■SSL暗号化通信環境においてログオン画面が表示されないとき
以下の操作を行った場合にInterstage管理コンソールのログオン画面が表示されない場合があります。
- インストール時にカスタムインストールを選択して、「SSL暗号化通信を使用する」でインストールしているサーバにNetscape(R) Communicatorを使用してInterstage管理コンソールを呼び出し証明書を受け入れます。
- 上記の操作を行った同ブラウザで、「SSL暗号化通信を使用する」を選択してインストールしている他のサーバのInterstage管理コンソールを呼び出した場合にエラーダイアログが出力されてログオン画面を表示することができません。
【出力されるエラーダイアログ】
xxx.xxx.xxx.xxxとの暗号化接続を確立中にエラーが発生しました。
(xxx.xxx.xxx.xxxは接続しているサーバのIPアドレス)
本事象が発生した場合、以下のいずれかの対処を行ってください。
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